2012年08月09日

金野さんの大発明

先週末、先日の住宅建築賞でみごと金賞を受賞された、金野千恵さんにおよばれして、
受賞作「向陽台ロッジアハウス」でのバーベキューに行ってきました。

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もー、、、僕らにとっては、憎っくきライバルというか、
僅差で金賞をかっさらわれた訳なので、この機会に

「よーし、この機会にダメだしでもしてやろうっ。。。。」

って、ちょっと腹黒な思いもあったわけだったんですが、、、、、。

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もーーーーーー、ね、、、

すばらしいオウチでした。(感動!)

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、、、、残念ながら
僕はすばらしいとか、おいしい、とかしか、、、、ほめる言葉をよく知らないんですが、
建物の大きさ感や、配置計画、
ほーんと、隅々まで気のきいたしつらえもそうですが、

何よりも,このロッジアと呼ばれる半屋外空間が、とにかく絶妙!!!

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専門的なコトなんてどうでもよくて、子供から大人まで、
みーんなが、

「たのしいね、気持ちいいねっ。 いつまでもここにいたいね。

 ここで、朝目が覚めたらどんなだろうねーっ。」

って思えるようなオウチでした。。。。ほんとに。

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ほーんと、すてきな設計。。。。

一番のポイントは、お庭とテラスを仕切っている、ちょこんと座れる高さの小壁なんですけど、
たぶん、普通、お庭との連続感とか一体感とか、そんな言葉を実現するにはですね、、、、
フラットにしてぇ、、、とか、同じ素材で連続させてぇ、、、とか、、、、、。

そういう方がより広く感じたり、つながったり、一体だったり、、、、と思いがちですし、
受け入れる方も、受け入れやすいと思うんです。。。

見た目だけだったら、それでもいいんだけど、
それでホントに「つながる」かっていうと、そうでもない。。。。

だから、金野さんは、「ホントにつながる」って、どういうコトか、、、、?
というコトを、とても真摯に考えられたんでしょう。

でも、もしかしたら、こういう小壁の提案て、設計段階で提案をしても、
「、、、、うーん、、、でもやっぱりナシで。。。。」
って言われちゃうコトが多いんじゃないかと思いますし、設計する側としても、提案はしてみたものの、、、、
ホントはどうかなぁ、、、っていうような、
やる方としても、提案される方としても、とても微妙なものだと思うのです。

その答えが、「壁」なだけに、、、。

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でもね、、、、、
物理的には、お庭との障害物であるはずのこの小壁があるおかげで、
感動的なくらい、お庭も、テラスも、どっちもいきいきとした場になっていて、
それがほんとに素晴らしかった。。。

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離れているのに「より近くに感じられる。」なんてね、、、、、、、。

障害物があるから、「よりつながる。」なんてね、、、、、。

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そんな、
とても簡単なコトなのに、
だれも気がつかなかったような、
金野さんの大発明。
posted by 西久保毅人 at 04:25| 2012.7月から9月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする