受賞作「向陽台ロッジアハウス」でのバーベキューに行ってきました。

もー、、、僕らにとっては、憎っくきライバルというか、
僅差で金賞をかっさらわれた訳なので、この機会に
「よーし、この機会にダメだしでもしてやろうっ。。。。」
って、ちょっと腹黒な思いもあったわけだったんですが、、、、、。

もーーーーーー、ね、、、
すばらしいオウチでした。(感動!)

、、、、残念ながら
僕はすばらしいとか、おいしい、とかしか、、、、ほめる言葉をよく知らないんですが、
建物の大きさ感や、配置計画、
ほーんと、隅々まで気のきいたしつらえもそうですが、
何よりも,このロッジアと呼ばれる半屋外空間が、とにかく絶妙!!!

専門的なコトなんてどうでもよくて、子供から大人まで、
みーんなが、
「たのしいね、気持ちいいねっ。 いつまでもここにいたいね。
ここで、朝目が覚めたらどんなだろうねーっ。」
って思えるようなオウチでした。。。。ほんとに。

ほーんと、すてきな設計。。。。
一番のポイントは、お庭とテラスを仕切っている、ちょこんと座れる高さの小壁なんですけど、
たぶん、普通、お庭との連続感とか一体感とか、そんな言葉を実現するにはですね、、、、
フラットにしてぇ、、、とか、同じ素材で連続させてぇ、、、とか、、、、、。
そういう方がより広く感じたり、つながったり、一体だったり、、、、と思いがちですし、
受け入れる方も、受け入れやすいと思うんです。。。
見た目だけだったら、それでもいいんだけど、
それでホントに「つながる」かっていうと、そうでもない。。。。
だから、金野さんは、「ホントにつながる」って、どういうコトか、、、、?
というコトを、とても真摯に考えられたんでしょう。
でも、もしかしたら、こういう小壁の提案て、設計段階で提案をしても、
「、、、、うーん、、、でもやっぱりナシで。。。。」
って言われちゃうコトが多いんじゃないかと思いますし、設計する側としても、提案はしてみたものの、、、、
ホントはどうかなぁ、、、っていうような、
やる方としても、提案される方としても、とても微妙なものだと思うのです。
その答えが、「壁」なだけに、、、。

でもね、、、、、
物理的には、お庭との障害物であるはずのこの小壁があるおかげで、
感動的なくらい、お庭も、テラスも、どっちもいきいきとした場になっていて、
それがほんとに素晴らしかった。。。

離れているのに「より近くに感じられる。」なんてね、、、、、、、。
障害物があるから、「よりつながる。」なんてね、、、、、。

そんな、
とても簡単なコトなのに、
だれも気がつかなかったような、
金野さんの大発明。