
先週末の、尾崎さんの家、オープンハウス、
秋晴れで天気もよく、たーくさんの方に来て頂きました。

翌日、お引き渡しだったんですが、
ちょこっと残った外構工事に、アニー登場。
上棟式の一本締めは、もはや伝説になっていますが、

土建屋さんは、工事中、とても大事な存在なのに、
完成を見てもらう機会って、実はあんまりないのです、、、。
だから、最終日のアニー登場は、ちょっと嬉しかったですねー。

もちろん内部もご案内。
「ジブン、汚れてますから、悪いっすよ、、。」
と、とても謙虚で、シャイなアニーです。

さて、
もともと尾崎さんは、この場所に住まわれていたんですが、
南に面した土地は、羨ましいようで、実は結構やっかいです。

南接道の土地って、ホントは、一番設計が難しいんです、、、。
実は、、、。

あとは、いつも言いますが、
角地も難しい、、、、。

ようはですね、、、、、
不動産的には、値段が高い南接道や、角地みたいな土地程、
意外と設計が難しいのです。
、、、、そうそう、小林さんも、赤ちゃん連れて来てくれました!
もう、すっかりお母さん。

さて、なんでかというと、
みんな明るい方に窓を付けて、ぽかぽかと暮らしたい人が多いんでしょうけど、、、、、
道路側に開くってことは、
人目にさらされやすいっていうコト。

だから、
明るいからと言って、ただただヤミクモに窓をたくさん付けても、
結局、カーテンを閉めっぱなし、、、、、っていう家が、
街にたーくさんあります。
そういう風景は、外から見てても、残念ですし、
暮らしてても、もったいないですよね、、、。

せっかく、家をつくるんだから、
できたら、オープンに。
自分ちなんだから、裸で窓を開けて、
天気のいい日は、ガハハと外を感じながら暮らしたいものです。

できたら、カーテンなんか、あんまり付けずに、、、。

そしてできたら、視線はうまくかわしちゃって、
シキチの広さなんか、すっかり忘れちゃうくらいに、

「この街が、シキチなのだ!」
と思えたら、最高だと思うのです。
敷地境界線なんて、
しょせん、不動産屋が決めたただのラインな訳で、
そんなものに、しばられたくはありません。

尾崎さんの、もとの家での悩みも、
「明るいんだけど、視線が通りの気になって窓を開けにくい、、、、。」
っていうのが、一番大きかったのです。

そして、もう一つのテーマは、
「将来、お店をしたいっ。」
っていうコト。

とても素敵だなぁ、、、と思ったのは、
尾崎さんちの場合、
商売をするコトが、一番の目的っていうよりも、
いつも御世話になっているご近所のみなさんに貢献できたり、
場所を共有できたり、、、。

今のご近所付き合いが、
もっともっと楽しくなるような、そんな場所にしたい、
という尾崎さんの思いでした。

もう、それは、尾崎さんの人間力なんですが、
ホントに素敵なご近所付き合いをされていて、
そんな中に、家を作られて頂けるっていうのが、とても嬉しかったです。

まぁ、同時に、
そんな尾崎さんの家なのだから、
ご近所さんの期待も 大 大 大 な訳で、、、、、

そういう意味では、
この通りの、一大プロジェクトだったのです、、、。
だから、工事中もみなさんにあたたかく見守って頂いてですね、、、、
こんな工事現場もめずらしいです。

そんな、ちょっと相反するような2つの課題
生活を守る、というコトと、

地域に、開く というコト。

それを同時に実現するっていうコトが、尾崎さんの家のテーマでした。

なんとか、なったでしょうか、、、、??

「、、、よくさぁ、、、奥さんのファンシーな趣味で囲まれたインテリアの家にね、
住まわされてる旦那さんって、かわいそうだと思うのよねー。

家は、もっと無骨で、男前な感じがいいわよねー。」

ていうような、奥様の言葉も、
ずーっと最後まで、忘れられなかった言葉でした。

そんな意味では、ニコ一番の男前が、担当しましたので、、、、
ずいぶん無骨に、男前に仕上がったと自負しております、、、。(汗)


さてさて、
待望のお店は、来年の春にオープン予定!

僕の希望としては、
立ち飲み屋か、たこ焼き屋がいいんですが、
雑貨屋さんになる予定。

雑貨屋さんといっても、尾崎さんのコトだから、、、、、

と、オープンが今から待ち遠しいですね。

無事、お引き渡しも終わりましたし、
いろんな意味で、これからがとっても楽しみな、尾崎さんの家でしたー。
、、、、、あとは、飲みに行くだけですしね、、、。

おしまい。
※同じ写真でも、コトバが違うだけで、
ずいぶん、印象が違うもんだなぁ、、、、、、という実験。
【関連する記事】