2011年09月04日

坂道の途中

先日、ちょうど、一年前に完成した、「飯村さんの家」の1年点検にうかがいました。
、、、工事が遅れてしまい、去年残念ながらオープンハウスをできなかったおうちです。


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杉並区の大きな公園にに近い、
坂道の途中の、

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しかも、角地に建つおうち。
シンプルな外観の前にたつポストは、スイミーのような、紅一点。
飯村さんの持ち込みの中国の家具に合わせた朱色です。

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設計中は、

もしゃもしゃがいっぱい、、、とか、

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もこもこな感じ、、、、、とか、、、

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なんだか、ケンチクは関係ないような、
言葉のたくさん飛び交う打ち合わせで、
もちろん、ケンチクの話もするんですが、最終的には、頭の中には、

「もしゃもしゃ」とか、「もこもこ」とか、、、


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そういう言葉を最後まで定規にしていきました。

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、、、、読んでるだけだと、

「なんのこっちゃ、、」って感じかも知れませんが、、、、、。

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そういうイメージって、完成直後に表現されるものもあれば、
時間が経過するコトで、どんどんにじみ出てくるものもあります。

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飯村さんの家は、1年経って、打ち合わせ中に使っていた
たくさんの擬音語、擬態語が、ようやくタテモノを覆うような勢いで
芽吹き出していて、とても感動的でした。


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もちろん、設計なので、何畳とか、何センチとか、、、、
基本的に、ケンチクは数字で支配されるものではありますし、

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設計や工事が進むと、ディティールや、納まりや、設備や、配管や、、、、、、、

もう、その即物的な業務に追い立てられて、いつの間にか、
イメージの言葉を忘れれしまう時もあります。

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だからこそ、どんな時でも、

ここにはさ、もしゃもしゃがいっぱいでね、、、とか、


うーん、、、もこもこかなぁ、、、これって。とか。

びゆっ、とか、びしっ、とか。


そういう、「現場」とは関係ないような、言葉がとても大切。

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とにかく、
ケンチクとは、全然関係ないような言葉に、しっかりしがみつく、
って事が、一番大切なのです。。。。。


と、そんなコトをですね、、、

飯村さんと初めて出会った時のメモを久しぶりに読み返しながら、
そして、完成して1年後の写真をながめながら、

両方を見比べつつ、
考えました。

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これからも、どんどん楽しくなりそうな、飯村さんの家。
あまりに素敵で、写真を撮りすぎましたが、、、、

そのうち、まとめてUPしますね、、、。(汗)
posted by 西久保毅人 at 13:14| 2011.7月〜9月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする