
練馬区で工事中の井上さんの家が無事上棟し、上棟式を行いました。

一面が園芸の畑に大きく開けた敷地に建つ、コンクリートと木造の混構造の家です。

コンクリートだけの時も、ダイニングになる予定の場所に雨が降って来たりして、、、、、
かなり楽しかったのですが、
木造の二階部分が乗っかって、よりダイナミックな構成が見えてきました。

いっつも、工事の過程で、
「あぁ、、このまんま、しばらく置いておきたいなぁ、、、。せめて一年くらい、、。」
ってこのまんまがいいじゃん病になるのですが、、、、

今回は、お株をうばわれたように、
「このまんま住んでも楽しそうー!」
と、井上さん。

雨の日に現場にご一緒した時も、
ダイニングに降る雨を駆け足で移動して、
「、、、屋根なくても、いいんじゃなーい。。。。だめ??」
と、本当にお株を奪われ気味です、、、、。
、、、まぁ、それはそれで、ずいぶんと減額になりますし、いいですけど、、、。

設計していく過程にしても、工事の過程にしても、
すべて初めて作るものなので、分からない事、見えない事、とても多く、
それは何十件目でも同じコト。
もちろん、着工の段階である程度最後は見えていても、もっと違う最後もあるんじゃないか?
建ち上がった骨組みの中にいると
そんな事を、この段階では考えてしまいます。
、、、、こういうコトだから、仕事が進まないんですケレド、、、、、。

それは、すごーく小さな「さじ加減」と呼ばれるものかも知れませんが、
この上棟の時に、
「うーん、いいねぇっ!、、、、、、、、、、、、、、、、相当大変だったけどよー。」
と、職人さんも、井上さんも、僕らも、
みーんなが口を揃えて感じたカンカクのようなものを、
最後まで、だらだらと引きずっていきたいものです。

そんな訳で、
いい気分で、相当飲んだくれた上棟式は、日本酒祭り、、、、、。

当日は、上棟式初の、出張焼き鳥屋さんも来てくれました。
こうのもいいですね!
どうもありがとうございましたー。
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