2011年04月16日

坪井さんの家

先週末、昨年末完成した、坪井さんの家の雑誌の撮影がありました。

1584.jpg

そうそう、高床のおうちです。

1587.jpg

先日、ここに「さしだすデザイン」っていうのを書いたんですが、なにも、出っ張るだけがそうではありません。

坪井さんの家は、高床にした事で、

「地面をさしだした」おうちだと思っています。

1585.jpg

でも、別に世のため人のためっていうコトじゃ、ゼンゼンなくって、

「近所のこども達、もぐりに来ますかね、、、?」

とか、

「上の歯が抜けたら、縁の下に、、、、」

とか。

設計中は、楽しげで、怪しげな、そんなコトしか、話したキオクがないんですが、、、、、。

1586.jpg

でも、一番は、

「シキチって、地球のものだと思うんですよ、、。」

っていう、坪井さんの言葉から実現したおうち。

1588.jpg

ただ、それだけの事ですが、敷地境界線というナワバリにこだわりまくるトウキョウでは、
なかなかこういう考え方、難しいなぁ、、っていつも思います。


僕も、坪井さんも、田舎出身だから、

「、、、、ですよねっ。やっぱ。」


って、一瞬で腑に落ちちゃったんですが、、、、、。


1589.jpg


そんな訳で、

「ウチは、ニコさんのおうちの中ではかなりフツウな方ですよねー。」

って、坪井さんはおっしゃるのですが、
フツウって、人それぞれ。


まわりからすると、相当変わったたたずまいなんですが、
これが、坪井さんちのフツウ。

1590.jpg

別に、エコとか、タコとか、時代の風潮とは全然関係ない、坪井さんの定規のはなし。

でも、結果的にたくさん土を残して、床下に風が流れ、水害にも負けないおうち。


1591.jpg

とっても、楽しそうに住んで頂いてる御様子で、
しかも、
縁の下含めて、用途不明確な場所がたくさん残してあるおうちなので、
どっちかっていうと、これからがたのしみなおうちです。

1592.jpg

家は、設計が始まった瞬間から、人のものなので、
まぁしかたなく、いったん完成して引き渡すのが宿命ではあるのですが、
その後、どれだけいろんなモノごとや状況を受け入れながら、変わっていけるかっていう
フトコロの深さが、実はいちばん大切なのだと思います。


そういう意味では、完成はまだまだ。

10年後が楽しみなおうちです。!


いつか完成するのかは、、、、、知りませんが、、、、、。
posted by 西久保毅人 at 01:31| 2011.4月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする