2011年03月09日

熊谷さんの家

ちょうど一年前に完成した、調布市の熊谷さんの家。

日曜日に、一年点検に作ってくれた仲野工務店さんと行ってきました。

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ホント、ニコの物件は、なかなか同じプランがないのですが、
熊谷さんちで、ちょっと面白い試みをしたのは、
LDKのど真ん中に、子供のワークスペースを作ったコト。


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意外と、やりそうで、やらないプランでした。
ちょうど、5才の双子のおこさんがいらっしゃるのですが、
お引っ越し後に、何度かうかがって、
これは、良かったなぁ、、、、と改めて、思いました。


とくに、やっぱ、まわりを見てても、
双子って、ほーんとちょこちょこ動き回るから、
お母さんは大変みたいですね。
同時に、大きくなるから、エネルギーも、同時に2倍!



そういう、熊谷さんちには、とってもピッタリなアイディアでした。

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たまご色とコゲチャの壁と、木の感じも、とってもいいです。
まぁ、上手に住んでいただいているおかげですけど、、、。



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ニコでは白って、あんまり使わないんですけど、
こういう濃い色味の中の、ペンキの白は、ちょっとパキッとして
良かったなぁ、、、。

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そして、熊谷さんちでは、ニコ的には、小壁の笠木というか、てっぺんを
なんか、使えるスペースにならないかなぁ、、、というのを
いろいろ考えました。

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小物を置いたり、植木を置いたり、、、、、、。

ほーんの、ちょっとしたしつらえのアイディアですが、やっぱりこだわって
頑張ったところというのは、どういう風に使われているのか?とっても
気になるところ、、、、。


、、、、と思っても、細い本棚にした部分を利用して、子供達は壁によじ登り、、、、

と、大人の浅はかな考えを超えて、遊具みたいに使ってくれてるらしいです、、、、。


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1年くらい経つと、
素材や、色、質感が、ちょうど良いくらいに馴染んできて、
とても喜んでいただいていて、
気に入って住んでいただいているのが、とても感じられて。

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はなれの和室も、まだ本格的には使用されていないようで、
子供達が大きくなる過程で、
今後も、楽しく変化していきそうな、そんな予感のするおうちになっていました。

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おうちは、僕たちのものではないから、

設計力半分、施主力半分、

と、いつも僕は思っています。


どっちかだけ、良くったって、ゼッタイダメ。

、、、うーん、いい悪いっていうより、塩梅(あんばい)というか、
バランスかなぁ、、、。

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僕たちが設計するおうちの魅力が、家族の生活の魅力を高め、
家族の生活の魅力が、おうちの魅力を高め、、、、。


そういう風になれば、どこまででも際限なく楽しく、魅力的になっていきます。
そこには、きっと限界はありません。


そして、そういう世界が、僕が思う「かっこいい」っていうコトかなぁ。。。



単体としての「かっこよさ」ではなく、個々の生活を包む全体としての「かっこよさ」。





それは、まさに空気や、お母さんのおっぱいがあるのを前提に産まれてくる、
人間の赤ちゃんようなケンチク。。。


大学の最後の方、
もはやケンチクに興味なく、、、、発達心理学を勉強している時に、
どうしても、ピアジェを受け入れられず、ワロンの理論に、そうだよなぁ、、、と思い
ダーウィンに「、、、うーん、、、??」と思い、今西錦司の方が、腑に落ちて、、、、。



要するに、「単体」だけ取り出す学問や美しさに興味がないんだなぁ、、、、、昔から。
そこにはエネルギーが湧かないというか、、、。

人間、根本は変わりません、、、、。



、、、、長くなりそうなので辞めときますが、

要するに、「うーん、いいおうちになってたなぁ、、、」ってコト。。。。。
posted by 西久保毅人 at 02:37| 2011.1月〜3月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする