2010年10月14日

現場

先日、来春完成予定の、下窪/バシストさんの家のコンクリート打設でした。
7世帯の長屋形式のおうち。
1階がコンクリートで、2.3階は木造。

当日は、天気もよくって、打設日和。

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前日に、

「ワカモノ達が、みんなで打設行っていいですか?っていうから、、、、行けば、、、って言っといたよ。」

とハラさん。

「もう、忙しいのにムカつくけど、、、、。」


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そんな訳で、皆で、ニコで恒例の叩きに行って来ました。
現場で制作された型枠の中に、コンクリートを流し込む作業。
それをトンカントンカンと木づちで叩く訳ですが、
型枠の中は、見えない訳でだから、キレイに打ち上がりますように、っていう
ある意味ムダな抵抗っていうか、祈りのような作業です。

まぁ、ドロドロになるし、上からはコンクリート降ってくるし、、、、、

まっとうな人によると、

「現場なんてね、、、いかに当日までに準備するかが全てな訳で、もう当日は答えは出てるんだよ。
 だから、当日、現場でジタバタしてもしょうがないんだな、、、はっきり言って。」


、、、、ごもっともです、、、。


コンクリート打設って、やり直しができない作業。
もう、その日の、ありのままが、何十年も残っちゃう。
そう考えると、
なんていうか、、、、やっぱりジタバタ、、、、、、しない訳にはいかないんですね。


しかし、どんなに叩いても、それと、奇麗な打ち上がりは必ずしも比例しません。。。。

だって、見えないんだもん。

そして、目立つ場所に限って、キレイに仕上がらずに、裏の方の、ゼッタイ人目につかない場所に限って、
最高の打ち上がりになる、っていうのも、まぁ、お約束です。。。。。


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労力と、効果。

現代社会で、これほど非効率なものはないかもしれませんね。

なかなか報われないけれど、でも、やっぱり自分が叩いた壁の型枠が外れる瞬間て、ドキドキします。

恋のようなものでしょうか?


キレイに仕上がっていれば、

「、、、まぁ、僕が叩けば、軽くこんなもんですよ。。」

そう思ったらいい。

そういう、一つ一つの小さな感動を、自分に都合のいいように解釈して、
できる自分になっていく。

僕なんかは、ホント典型的なくらい、現場で全てを教えてもらったタイプだし、
現場で、たくさんの自信や確信をもらいました。もちろんたくさんの失敗も。
そして、いまだに新しい発見がたくさんあります。

そして、いまだにジタバタ、ジタバタ。

こんな感じだから、ニコのスタッフは、汚れる機会がたくさんあるのですが、
こりずに、汚れにいくワカモノ達。


まだ見ぬ世界への突破口は、たぶん現場にある。

いまだに僕はそう思っています。


ジタバタジタバタ。

しないより、した方がいいに、ゼッタイに決まっている。

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posted by 西久保毅人 at 01:32| 2010.10月〜12月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする