かれこれ4年前に完成した「泉水さんの家」の雑誌の取材がありました。

泉水さんの家は、これまでも何度か取材させていただいたのですが、
4年の月日の間に、当時、まだ小さかったお子さんも、なんだか少年になり、
新しい赤ちゃんも産まれ、、、、、。
家の味わいとともに、暮らしぶりも味わいが増していました。
そうじゃない場合もありますが、
ニコに訪れるご家族の多くは、小さなお子様のいらっしゃるご家族が大半です。
うちの子達が、デカくなるように、
設計させていただいたおうちのコドモ達も、大きくなっていきます。
高校生が社会人になったり、
赤ちゃんが小学生になったり、
受験勉強をするようになったり、、、。
まだ結婚はないなぁ、、、、なっちゃんが一番かな?
、、、と親戚の親父のような気分。。。。
家そのものは変わりませんが、
その中で育つコドモ達は、確実に大きくなっていきますね。
そういう変化を時々訪れて、感じられるのはとても幸せな事で、
どっちかって言うと、セッケイそのものよりも、
実は、その方が、僕が楽しみにしている事でもあります。
正直、時々、訪れたいために、設計しているようなもの。
そしてその時が、僕にとっては一番の勉強の時間。
どう使われて、どう古くなり、どこが壊れて、どこが使いにくいか、、、、、。
まぁ、当の本人のコドモ達にとっては、どーでもいいコトなので、
完成当時、あまりに小さいと、
「、、、、覚えてる? ボクの事?」
「、、、、誰?あんた。。。。ひとの家にずうずうしく上がりこんで、、、、。ナニ様?」
「えぇとですね、、、、、にしくぼさま。。。。。」
「、、、、ふーん。。。。。。。 で? 」
、と、そんな感じの冷たい視線を浴びるコトも、ままありますが、、、。
さて、泉水さんち。
とっても小さなおうちなのですが、よくこんなに上手に住めるなぁ、、、
と、感心しちゃうくらい楽しく住みこなして頂いていました。
住みこなす。
着こなす。
どちらも好きな言葉。
服がかっこいいとか、顔がキレイとか、そういうんじゃなくて、
似合ってるってこと。
ピッタリだということ。
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