まぁ、覚悟はしてましたけど。。。。
心の準備が追いつかなかっただけ。

ちょうど、午後から現在設計中のご家族のご自宅のある葛飾へ。
お話も終えて、シキチも近いので、一人シキチへ行きました。
ちょうど、途中においしそうな焼き鳥屋さん。
そういえば、食べるのが大好きなご家族の家の設計だから、
せっかくだから、シキチで食べちゃおう、、。
と、体のいい、いい訳を思いつき、焼き鳥買ってシキチへ。
とても、いい天気で、焼き鳥日和。
せっかくなので、シキチから見える景色をスケッチしていると、
あっ、絵描いてる人がいるー。
と、子供の声。
そう、結構、交通量のある角地なので、焼き鳥食べながら絵を描いてると、
目立つ訳です、、、、。
人なつっこい、小学生の女の子2人組。
自転車下りてやって来ました。
「わー、じょうずー。」
「似てるー。」
と、まぁ、相手が小学生の女の子でも、めったにほめられない僕としては、
ほめられると嬉しい訳で、
「、、、、そう??」
と、必要以上に力が入ります。
「わー、すごーい。」
「帰ったらお母さんに見せようー。写真とっていいですか?」
と、ケイタイでシャメまでとられ、
「わー、しんけーん。」
と、メンドクサイが、まぁ、女の子にほめられて悪き気はしない訳で、
必要以上にいろを塗ったり、かき込んだりと、、、、、。
ちょっとご機嫌なひと時。。。。。
さて、まぁ、飽きっぽいのが小学生。
しばらくすると、飽きたようで、近くの茂みででバッタを探しはじめました。
ほっといて、僕は僕で、スケッチをしていると、
「あー、見つけたー。」と声が聴こえます。
なかなか捕まえられない2人が、ついに、バッタを見つけた模様。
その時です!

「ねぇー、おーじーさーーーーーんっ! バッタ捕まえてー。」
もちろん、まさか、僕が呼ばれてるとは夢にも思わないので、黙ってると、
「もう、ねぇ、絵を描いてる おーじーさーーーーーんっ!」
、、、、、そう、もう僕しかいない訳ですね、、、。
お じ さ ん 、、、、。
お お じ さ ん、、の聞き間違いでもないよね? まさかね。。。。
お お じ は、 様 だものね、、、。
、、、あっそう、最初からそういう風に見てた訳ね。
というか、見えてた訳ね、、、、。
というか、そうなのですね。
というか、まだまだおにいさんって呼ばれるはず、って思ってたのは、
僕だけな訳ね、、、、。
ていうか、これまでお兄さんて言ってた人達は、ビミョウに気をつかってた訳ね。
そりゃ、そうだよね、3人の子持ちの、37才だものね、、、、。
、、、、ふーん、、、、、。
もう、それからというもの、やれ おじさんバッタ入れる箱ない? とか、
じゃぁ、入れ物探してくるから、おじさんバッタ持ってて だ、
おじさん、ゼッタイに逃がさないでね、 だ、
おじさんバッタもついでに描いて だ、、、。
もう、ムカついたんで、バッタ、逃がしてやりました、、、、。

もう、、、、
調子に乗って、、、、、少しほめられたいと思って、
不必要に書き込んで、色まで塗った絵をどうしてくれる。。。。。
と、思って一人打ちひしがれていると、
「あっ、もう帰るね、おじさん今度何曜日に来るの?
おじさん、ばいばーい。」
と、自転車で、しゃーっと帰っていきました。
、、、、
いつか、こんな日が来るとは思っていました。
まぁ、覚悟はしてましたけど。。。。
心の準備が追いつかなかっただけ。。。。。
※ 本日の出来事は、設計内容には影響しませんのでご心配なく。
、、、、、諸事情により、ちょっと大人の渋みが混じるかも知れませんが、、、。