2010年06月03日

センチメンタルな季節。

いつか、こんな日が来るとは思っていました。

まぁ、覚悟はしてましたけど。。。。


心の準備が追いつかなかっただけ。

1087.jpg


ちょうど、午後から現在設計中のご家族のご自宅のある葛飾へ。
お話も終えて、シキチも近いので、一人シキチへ行きました。

ちょうど、途中においしそうな焼き鳥屋さん。

そういえば、食べるのが大好きなご家族の家の設計だから、
せっかくだから、シキチで食べちゃおう、、。

と、体のいい、いい訳を思いつき、焼き鳥買ってシキチへ。
とても、いい天気で、焼き鳥日和。


せっかくなので、シキチから見える景色をスケッチしていると、

あっ、絵描いてる人がいるー。

と、子供の声。


そう、結構、交通量のある角地なので、焼き鳥食べながら絵を描いてると、
目立つ訳です、、、、。

人なつっこい、小学生の女の子2人組。
自転車下りてやって来ました。



「わー、じょうずー。」
「似てるー。」

と、まぁ、相手が小学生の女の子でも、めったにほめられない僕としては、
ほめられると嬉しい訳で、

「、、、、そう??」

と、必要以上に力が入ります。

「わー、すごーい。」
「帰ったらお母さんに見せようー。写真とっていいですか?」

と、ケイタイでシャメまでとられ、

「わー、しんけーん。」

と、メンドクサイが、まぁ、女の子にほめられて悪き気はしない訳で、
必要以上にいろを塗ったり、かき込んだりと、、、、、。

ちょっとご機嫌なひと時。。。。。



さて、まぁ、飽きっぽいのが小学生。
しばらくすると、飽きたようで、近くの茂みででバッタを探しはじめました。


ほっといて、僕は僕で、スケッチをしていると、


「あー、見つけたー。」と声が聴こえます。

なかなか捕まえられない2人が、ついに、バッタを見つけた模様。

その時です!

1084.jpg


「ねぇー、おーじーさーーーーーんっ!  バッタ捕まえてー。」


もちろん、まさか、僕が呼ばれてるとは夢にも思わないので、黙ってると、

「もう、ねぇ、絵を描いてる おーじーさーーーーーんっ!


、、、、、そう、もう僕しかいない訳ですね、、、。




お じ さ ん 、、、、。




お お じ さ ん、、の聞き間違いでもないよね? まさかね。。。。
お お じ は、 様  だものね、、、。


、、、あっそう、最初からそういう風に見てた訳ね。
というか、見えてた訳ね、、、、。
というか、そうなのですね。

というか、まだまだおにいさんって呼ばれるはず、って思ってたのは、
僕だけな訳ね、、、、。

ていうか、これまでお兄さんて言ってた人達は、ビミョウに気をつかってた訳ね。
そりゃ、そうだよね、3人の子持ちの、37才だものね、、、、。


、、、、ふーん、、、、、。


もう、それからというもの、やれ おじさんバッタ入れる箱ない? とか、
じゃぁ、入れ物探してくるから、おじさんバッタ持ってて だ、
おじさん、ゼッタイに逃がさないでね、 だ、
おじさんバッタもついでに描いて だ、、、。


もう、ムカついたんで、バッタ、逃がしてやりました、、、、。


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もう、、、、
調子に乗って、、、、、少しほめられたいと思って、
不必要に書き込んで、色まで塗った絵をどうしてくれる。。。。。


と、思って一人打ちひしがれていると、


「あっ、もう帰るね、おじさん今度何曜日に来るの?

 おじさん、ばいばーい。」

と、自転車で、しゃーっと帰っていきました。


、、、、
いつか、こんな日が来るとは思っていました。

まぁ、覚悟はしてましたけど。。。。


心の準備が追いつかなかっただけ。。。。。




※ 本日の出来事は、設計内容には影響しませんのでご心配なく。
、、、、、諸事情により、ちょっと大人の渋みが混じるかも知れませんが、、、。


posted by 西久保毅人 at 01:48| 『子供たちの気づきとカンサツ』まとめ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする