2010年04月09日

五十嵐さんの家オープンハウス

もう明後日ですが、土曜日に、台東区で計画しておりました
「五十嵐さんの家」のオープンハウスをします。


990.jpg

最初に五十嵐さんのシキチになるご実家にうかがったのは、、、、、
と思い返すとほぼ、2年前。
五十嵐さんの育った家で、そこではお父様が皮漉の工場を営まれていました。

昭和の狭小住宅というか、とても小さくて、階段も急だったりするんですが、
小さいなりの工夫をこらした住まい方をされていて、ここで子供達と生活を
されていたかと思うと、ちょっと感動的だったのを覚えています。

993.jpg

その家は、昔の作りのため、お隣と実はくっ付いていたりして、敷地境界も
あいまいだったので、解体してシキチの大きさを確認するところからの計画でした。


さて、そこにお父様の工場とご自宅はそのままに、新たに子世帯である
五十嵐さんご家族が帰ってくる、という2世帯住宅の計画。

992.jpg

自分がおばあちゃんと住んでいたからというのが、とても大きいのですが、
僕は二世帯住宅は、子供にとってはとても素敵な家だと思います。

東京は核家族が多くて、その原因として敷地が狭いというのがあるのですが、
この敷地は、43u。
建てられるのは、10坪程です。

ぜんぜん、広くはない。
面積だけ聞くと、むしろ、核家族でもどうか?という大きさです。

989.jpg

だから、僕にお話をいただく前には、
もしかすると、いろんな選択があったのだとと思うのですが、
なんていうか、

ここに、みんなで住んじゃおう!

っていう、五十嵐さんご家族の決断が、まず、素晴らしいなぁ、と思いましたし、
そのお手伝いをさせて頂けるのを、とても光栄に思いました。

御両親の生活。
お父様の仕事場。
子世帯の生活。


広さなんかは、ぜんぜん重要じゃなくって、
それが一緒にある事そのものが、素晴らしいと感じられるような家。

そんな家にしたいなぁ、と思いました。

984.jpg

それと同時に、やっぱり考えたいと思ったのは、
10年後、20年後、、、、50年後の生活の変化。

大きなお金をかけて作っても、とくに全部コンクリートだと、
なかなか生活の変化に対応できません。

要素が多ければ多い程、将来の生活パタンーンも多様な訳なので、
必要な時に、構造体をいじめずに増改築できる、という事が大切です。

987.jpg

そして、そういう未来を見据えた計画をしておく事で、これから先何十年も、
それこそまた、孫の代まで住み継げる「家」になるんじゃないか。

そんな事を建物の構造的にも考えさせて頂いた住宅です。

ぜひ見にきて頂けたらと思います。

995.jpg

余談ですが、
2世帯住宅の設計、とても楽しかったのです。

きっと、自分がおばあちゃんと田舎で育ったからかな、と思いますし、
そういう意味では、育った環境って思いの外、オトナになってにじみ出るものかも?
と最近、思うのでした。

そのうち、3世帯住宅とか4世帯住宅とか、、、、10世帯住宅とか、、、。
ぜひやってみたいと思いました。





posted by 西久保毅人 at 00:41| 2010年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする