2010年03月10日

自分達の家

週末に、完成間近の「坂田さんの家」のセルフペイントをしました。

もう最近ではニコの家造りの最後の儀式のようなイベントですね。。。。

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坂田さんにも、

「とってもいい思い出になりました。」

と感想を頂いて何よりですが、

それより嬉しかったのは、

「また何年後かに、家族で塗り替えようと思います。」

という言葉。


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僕はケンチクの寿命って、
構造計算で決まるものではなく、
住む人、使う人の愛情、愛着で決まるものだと思っています。

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たとえば、こないだの溝口さんの家のリフォームだってそう。
築30年の住宅のリフォームだったのですが、日本の住宅の
平均寿命って、30年と言われています。

溝口さんの家は、御両親が昔にとてもこだわって作られたおうちだったので、
なんとか壊さないで、リフォームして住み続けたいという思いから始まりました。
たぶん、また数十年住んで頂けると思います。


でも、かたや、築30年前後の家は次々に壊されています。

重要なのは、壊れているのではなくて、壊されているというコト。


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僕はその差って、その家への愛着だと思うのです。

じゃあ、そんな愛着なんて、どうやったらもてるのか?

僕も、その答えはよく分かりません。


でも、何となく、オモウのは、

「はい、完成しましたよ。じゃあ、住んで下さいね。」

っていうのはダメなんじゃないかという事。

たった一日でも、完成間近の現場で過ごして、
職人さん達をかいま見ながら、現場でごはんを食べて、
親子でペンキ塗り。

もちろん、初めてなので失敗したり、はみ出したりする訳ですが、

「ああ、ケンチクって、誰でも参加できるんだな。」

という思いが持てたら最高です。

そういうのが、家族にとって

「自分達の家」

だと思える瞬間なんじゃないかな。。。。



、、、、、と、こんな無駄な事ばっかり考えて、やってる設計事務所ですので、
現在お問い合わせ頂いているお客様方には、なかなかお会いできなくてすみません。

ホントにごめんないさい。
無視してる訳ではないですよ、、、。


順番に対応致しますが、

「ねぇ私たちの事、忘れてんじゃないのー?」

と思われた時は、しつこくつついてやって下さい。お願いしまーす!


posted by 西久保毅人 at 00:18| 2010.1月〜3月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする