2010年03月02日

イロノナマエ

品川の坂田さんの家。
完成にむけて、先日現場で色決めをしました。

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ニコでよく使う塗料にポーターズペイントというのがあるのですが、
この塗料、面白いのは、色の名前。
色にいろんな名前がついていて、それぞれ面白いのです。

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例えば、今回使用する色は、

ラビアンローズっていう色と、
ビッグスカイっていう色と、
ローマンホリデイっていう色。

ラビアンローズっていうのは、「バラ色の人生」って意味。
ピンク系っていうのは、決めてたんですが、ピンクのバリエーションの
中から選ぶ際の決めてはもちろん色見もあるけれど、
言葉の意味だったりします。

女の子の子供室なので、バラ色の人生って、いいじゃーん、っていう
奥様のひと言で、みな「なるほどー。」と即決。

寝室のビッグスカイは、そのまま「大空」。
ご主人の好きなブルーでもあり、そういえば「大空」っていう
ネーミングが坂田さんぽいなぁ、、、、、て事で大賛成。


最後にトイレ。
選んだ黄色のローマンホリデイは、「ローマの休日」っていう名前。


まぁ、
子供室は、「バラ色の人生」で、

寝室は、「大空」で、

トイレは、「ローマの休日」

なんて、いいよねっ。

という訳で、決定です。


もちろん今回の色も素敵な色なのですが、
それを決断する時に、色とは直接関係なさそうな色の名前で
決めるっていうのが、なんか、とっても楽しいです。

なんていうか、
名前があるだけで、急に色一つとっても、
一瞬にしてイメージが膨らむというか、、、。


「バラ色の人生」色の子供部屋、なんて、めちゃくちゃハッピーですよね。



ケンチク現場で使う色見本というのは、
マンセルという見本が一般的で、
N95とか、YR5/8とか、色を数値化して表現した見本を
使用します。

すると、ナニが起こるかっていうと、

「うーん、おれはYR5/8がいいなぁ、、」とか、、

「N系よりも、少しYに寄せるか、、、」

みたいに決める事になり、そうなると、僕なんかは、

「、、、なんでもいいじゃん、対して変わんないし、、、。」

と思っちゃうのです。
ホント、数字に弱いのです、、、、僕は。

それが、色に名前がついたとたんに、なんか色に物語が感じられるようになって、
急に愛着がわいてくるのが不思議です。

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そういえば
僕があんまり色を使うので、よく、

「ニコさんは色使いが上手ですよねっ。」

って、よく勘違いされる事が多いのですが、
ぶっちゃけ、ニコの色決めって、最終的にはこんなゆるーい感じで
決まっていて、僕はそれに乗っかって楽しんでるだけです。正直な話。

僕の提案、結構却下されますし、、、、。

、、、、一応提案しますが。

なので、言ってしまえば、僕がセンスいい訳でもなんでもなくて、
それぞれのご家族の決断力が素晴らしいだけですね。
僕はいろんな色に出会えるのが、心底楽しい、というそれだけなのです。
ホントに。

931.jpg


さて、完成が近づいてきて、変わりに頑張ってくれた模型もそろそろボロボロ。
今回も、素敵な色に出会えそうでとても楽しみです。




子供室は、「バラ色の人生」で、

寝室は、「大空」で、

トイレは、「ローマの休日」かぁ、、、。

素晴らしい。
posted by 西久保毅人 at 02:10| 2010.1月〜3月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする