すごく素敵に住んで頂いていて、
完成時より圧倒的に今の方が良い訳で、
もはや、誰が設計したとか関係なく、
「あぁ、、今取材してもらいたい、、、、、、。」
と、祈っていたら、願いが叶いました。

時間の経過したすまいを記録して頂く機会はめったにないので、
とても嬉しいです。
「新建築」、とか、「新しい、、、」とかのシンチクを紹介する
雑誌はいっぱいありますが、
「ちょっと古いめだが、いい感じの住宅特集」、とか、
「味の出てきたすまいの設計」、とか、
そういう雑誌はない訳で、、、、。

タイトル長いですね、、、、。だからか、、、、。
でも、もしそういう雑誌があったら、
かなりニコの家は本領発揮なのですけどね、、、。

さて、そんな訳で、久しぶりにのんびりと、お邪魔させてもらいながら、
ちょうど、今、設計中の家々を思い浮かべました。
これからできていく家達も、こんな年の取り方をしてほしいなぁ、、、、。
そして、ちょうど今お題を頂いている、「森の中の小さな家」について
考えました。
「森の中の小さな家」っていっても、別に森の中に作る訳ではありません、、、。
トウキョウの住宅地につくる、いくつかの賃貸を併設した住宅なのですが、
設計するにあたって頂いたテーマが「森の中の小さな家」なのです。
なので、シキチは森でもなければ、賃貸がいくつかあるので、
必要なボリュームが小さい、訳でもゼンゼンないのです。

禅問答のような感じですが、
じゃぁ、森ってなんだろう?
じゃぁ、小さいって、なんだろう?
そんなコト根本的なコトを、最近考えています。
この小山台の家は15坪の土地しかないのに、
なんだか森の中にいるみたいな気がします。
要は、土地の広さでも、ボリュームでもないんだな、、、。
要は、、、、、、気持ちの問題です、、、。

さてさて、そういえば、このおうちのチャームポイントだった、
タイルのポストが壊れちゃったので、撮影と入れ替わりに
新しく設計させて頂いたポストが到着しました。
制作はいつものベガさんです。

さて、どこから出し入れするのでしょうか、、、、?
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