2009年09月08日

適当

ちょっと前に、中山さんの家のプチリフォームにて、
もう、ニコでは恒例になってしまったセルフペイントをしました。

コドモでも誰でも塗れるポーターズペイント。
いつもは完全セルフペイントですが、今回は久しぶりに職人さんにも
来て頂きました。

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まぁ、誰でもペンキ塗りは初めてですし、しかも自分の家の壁。
現場はプロの職人の聖域です。

だから、子供達からも、

「どうやればいいの?」

という質問が必ずあります。

答えはもちろん、

「あのねぇ、テキトーにポンポンやればいいんだよ。」


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うちの子達もそうですが、学校で習う事でも、ゲームでも、サッカーでも、
何でも世の中方法論だらけ。

オトナの社会も基本的に、マニュアル社会です。

最近は何かにつけて、保証とか、保険とか、責任とか、、、、。

コドモとプールに行っても、写真すら取れません。
コドモの名簿をつくるにしても、「コジンジョウホウが、、、、。」
と、名簿すら簡単につくれない世の中。

こういうのは根本的に間違ってる気がするんですけどね、、、、。


とにかく、テキトーが許されない世の中です。


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だから、

「テキトーにやるんよ、テキトーに。」

っていうと、子供達は、最初キョトン、、、、、とします。
でも、やり始めると、何かから解き放たれたように、
みんな夢中で作業するのがフシギです。


そういえば、職人さんにも良くいうなぁ、、、、。

「あの、、、、、もっとガーッとテキトーな感じでお願いできますか?」

そういうと、やっぱり職人さんもキョトン、、、、とします。

「いやー、それじゃぁ、クレームついちゃうからよー。」

そんな感じで、最初はひき気味ですが、塗り始めると、
楽しそうにやって頂けるのがフシギです。

ある時なんかは、そんな風にして仕上がった外壁を、
自分の仕事がない日にわざわざ来て、
さも誇らしそうに眺めていらっしゃる職人さんもいました。


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僕は必ず、家の中に、「テキトー」でいい場所をつくりたいと思っています。
職人さん達のプロしかできないビシッとした部分と、
「テキトー」な部分。

全体としてはほんの一部の「テキトー」な部分が、家への愛着になり、
その家を建物から「私たちの家」に引き上げてくれます。

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最近では、

「我が家はナニ色塗りましょうか?」

なんて、設計の前に色や素材感のお話入る人も、
ニコのお客様には多くて、ホント嬉しい限り。

素材と、色と質感が共有できたら、
「私たちの家」はできたようなモノなのです。


posted by 西久保毅人 at 00:56| 2010.7月〜9月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする