2009年07月19日

イメチェン

5年程前に、マンションの一室をリフォームした中山さんの家

子供達も大きくなったので、一室だった子供室を2つに分けたり、
大きな本棚新しくつくったり、という
再リフォームの計画していて、まもなく工事です。

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5年前といえば、ほぼ、独立したての頃です。
自分の仕事を時間がたって改めて見る、というのは、実は一番勉強になる事。

その時の自分なりに、一生懸命考えたコトなのだけど、
なんだか、他人の仕事のようにも見えるのが、なんだか不思議。

よくここまで、考えたなぁ、、、っていうところもあれば、
若気の至りです、、、スミマセン、、ていうところももちろんあります。

そういうのを、両面見つつ、また改めて、今の自分として、以前の仕事に
向き合えるのは、とても光栄なことだなぁ、とつくづく思います。

さらに、時間がたっても、また声をかけてもらえるというのは、
設計者として、ホントに幸せなコトです。


さて、そのプチリフォームにあわせて、不具合の箇所等も
メンテナンスをするのですが、
部分的に壁を塗り直すので、時間がたったペンキと、新しいペンキでは、
同じ色でも、違う色になります。

そういうこともあり、せっかくなので、白かった一面を、
何かきれいな色で塗り替えちゃった方がいいかな?と思って
そんな御提案をしました。

いろんな色を準備していったのですが、
きれいなムラのあるきみどり色を見て、中山さんが、

「まぁ、森みたいねー。」

と、一言。

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なんていう、素敵な感性!!!


確かに中山さんの家は、大きな大きな木の幹のような板張り壁を、
あたかもマンションを大木が貫通しているかのように、家のど真ん中に計画して、
くるくると回遊できるようなプランにしています。

それが、この家のシンボルで、
さすが、この家を住みこなして頂いているからこその言葉だなぁ、、、、
と、とても感動しました。


そんな訳で、

「まぁ、森みたいーっ。」

っていう、奥様の思いがけない一言が決め手となり、リニューアルの裏テーマは、
「 森 」。


「じゃあ、また5年くらいしたら、こんどは紅葉の色になってもいいですねー。」

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、、、、と、本題は、子供室なのですが、思いがけないイメージチェンジが
とても楽しみです。



5年後の中山さんの家を、
マレーシアに飛んで行ったコガちゃんのかわりに
今度は、菊地さんが担当するっていうのも、また新鮮。

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こういうのも、家との新しい関係で、楽しみなところです。


時間がたっても、その時の自分として、
自分の仕事に向き合っていけるというのは、
最近の僕の、また新しい楽しみです。

posted by 西久保毅人 at 00:39| 2009年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする