特に、中華屋や飲み屋は、ボロければボロい程、なんか、いい。
ていうか、
ボロくないと、なんか信用ならない。
それはなんでだろう?
たぶん、舌で感じると同時に、
きっと目や、鼻や、肌で場所も味わっているからでしょう。
多少不衛生かも知れないけど、
いいじゃん、別に、死ぬ訳じゃないし、、、って僕は思います。
そして、たぶん、何十年もの時間を乗り越えてきた場所だけが持つ、
オーラみたいなものも感じるからかな?
だから、僕は、大好き好きな人が来た時は、
迷わず、ボロい店に連れて行く。
それが、僕なりの愛情表現。
まぁ、みんなが喜ぶ訳ではないけれど、
いつも愛は一方的なのです。

荻窪にも数少ないそんな場所があって、
その一体は、戦後間もない頃から続く、バラックみたいな場所。
この珍来という中華屋が57年というから、まだ荻窪歴10年の僕なんか、
まだ新参ものです。
近くには昼からやってる立ち飲みやもあって、
この風景は、一つの荻窪名物みたいなものです。

うわさには聞いていたんですが、この一角が再開発で一掃されるとのコト。
ウソだといいな、、、、と話していたら、
ラストナイトは思いの外、早くやって来ました。
まずは、珍来が、今日で終わり、との事。
ラストナイトは事務所のみんなで駆けつけました。
お店に行くと、たくさんの花束と、目を潤ませる店員さん。
ホント、熱烈なファンが多かったんでしょうね。。。。
あー、ホントになくなっちゃうんだなぁ、、、というのを実感。
この、一人飲みの苦手な僕にとって、
終電近くの帰り際、遅めの夜ご飯を食べる振りをして
一杯飲める数少ない場所、、、。
僕に限らず、ボロくて、ウマくて、安い店は、
いろんな人に開かれている気がします。
この中華屋を皮切りに、8月ごろまでには、全店閉店らしいです、、、。

あー、あー、このままの方がいいなぁ、、、。
どうせ、再開発って、ロクなものができたためしがありません。
そもそも、再開発って、一番うさん臭い言葉。
いい、っていうカンカクは、たぶんみんな、同じなんだろうけどな。。。。
でも、いい、だけじゃ、経済にはかなわないのだろうな。。。。。
こういう場所の、なんかいい残し方はないものでしょうか?
もうすぐ選挙だから、
駅前の飲み屋を残そうーっ、ていう飲んべえの候補者がいないかなぁ、、、。
投票しますが、、、、。
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