実は、この日は、吉原さんの家のI`m home という雑誌の撮影でも
あったのでした。
あんまり、こういうスケジュールはないですし、
しかも、同じおうちを2週連続取材っていうのも、初めてのような
気がします。

なので、朝は、撮影に立ち会って、昼はピアノの発表会、それから
また撮影に戻る、、、、という公私混同な強行スケジュール。
4時頃発表会も無事終わり、もう撮影終わったろうから、
行かなくっていいかな?と思って担当の方に、電話してみると
「うーん、あと一時間以上はかかるかなぁ、、、。」
との事。
そんな訳で、また自転車で、世田谷まで移動しました。
雑誌の撮影は、その雑誌によって、どんな写真を撮るかっていうのが
ぜんぜん違って、それはそれで勉強になります。
生活そのままを伝えたい雑誌もあれば、
ケンチクそのものがよく分かるように伝える雑誌もあります。
家族が映るのが必須の雑誌もあれば、
人は絶対入れない雑誌もあります。
I`m homeは、そんな中でも編集長さんの美意識の徹底した雑誌。
それは、本を見れば、伝わってきます。
なので、一度下見をして、その空間に似合いそうな小物類を、調達して来て
足したり引いたりと、いろんなレイアウトを試しつつ撮影を進めます。
そういうインテリアコーディネートみたいな事は、
なかなかいつも考える機会がないので、実は結構勉強になりますし、
その引き出しの多さに感心しました。
僕が一番、うとい部分でもありますので、、、。
なによりI`m homeは、紙面全体の色彩がとっても奇麗なのですが、
それもこういうこだわりの賜物なのでしょうね。
ちょうど、2冊とも3月に発売なので、どんな紙面になるか
見比べるのが楽しみです。
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