2009年01月23日

植木さんの家

新しくない家と言えば、
昨年末、たくさんのみかんを送って頂いたお礼に、
久しぶりに、町田の植木さんの家にお邪魔しました。

完成して、丸3年。

オープンハウスの時の写真と見比べてみると
明らかに違う床の色。

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そういえば、ソラが生まれたばかりの頃。
今では、我がもの顔で、人んちでふんぞり返っていますが、
あの頃は、小さくて可愛かったものです、、、、。

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久しぶりにうかがいましたが、とても大切に住んで頂いていて、
明らかに完成時よりも素敵な家になっていました。

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時間がたてばたつ程、味わいの出てくる建築をつくりたい、っていうのが、
独立した頃からの僕の目標でした。
それは、自分が好きな街や、建築のほとんどが、長い時間の蓄積の結果
できたものだったし、どれもツルツルピカピカしていなかったから、、、。

建築は、一度完成したら、壊さない限りは、なくならないし、
あり続ける限り、古くなっていきます。

だから、いかに古くなるか?をデザインする事が、
一番大切な事だと思うのです。

どういう風に、古びていくのが、カッコいいか?

それは、個人個人の美意識みたいな、初原的な感覚に
きっと根っこがあるはずです。

例えば、世界中で、どの街が好きか?っていうような事の
答えが、きっと一番真実に近いでしょう。

「日本のハウスメーカーの住宅地」って答える人は、ほとんどいないんじゃ
ないでしょうか??


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設計者は、建物を設計する権利はあるけれど、
建物を消し去る権利は持てません。


だからこそ、

「メンテナンスフリーです。」

みたいな、言葉で逃げるんじゃなくて、
何十年もの間、人と一緒に年を重ねて、
建物が愛され続けるには、どうしたらいいか?

っていう事から、ケンチクを考えていきたいと思っています。

その答えは、まだ全然分からないけれど、
たぶん、設計とは関係ないところにあるんじゃないかなぁ、
とかなり思ってるんだなぁ、、、、、、、、実は、、、。


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、、、、などと、
大切に住んで頂いているのに感激して、
いろんなコトをあれこれ考えました。

、、、という訳で、遅くなりましたが、ごちそうさまでした、植木さん。

今年も、機会をつくっては、
いろんなお宅に図々しくお邪魔したいと思っています。

逆オファーも、ご遠慮なく、、、、。





posted by 西久保毅人 at 01:51| 2009年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする