
年末の押し迫った時期にも関わらず、
たくさんの方に見て頂き、
おまけに、天気にも恵まれ、今年の良い締めくくりとなりました。

なんだか、不景気や、世界同時不況のこの時期。
暗ーい、ムードの世の中ですが、
年末の2つのオープンハウスは、とてもカラフルな家。

鮮やかな色や模様は、見ているだけで、
ハッピーな気分になります。

2つとも、職人さんの手間は、ものすごくかかっていて、
大工さんはじめ、献身的な職人さん達の力を借りなくては
実現できないものばかり。
設計者としても、ついつい、見とれてしまうような施工。

でも、大切なのは、その技術というのは、最新式とか、最先端とか、
何ギガとか、そういう世界とは一番遠い、超アナログな昔ながらの手作業
だというコト。
道具は多少変わっても,それは、何百年も前から変わらぬ技術です。
そして、一番大切なのは、いい家をつくろう、っていう、
皆の情熱や小さな小さな気遣い。
楽しむ気持ち。時間を忘れちゃうくらい夢中になる事。

それだけあれば、小さな子供達だって、参加できちゃう。
それが、ケンチクです。
いつも淡々と、でも熱い男気の職人技と、
ドシロウトの情熱。
いろんなレベルの「手の跡」が同時に存在する世界。

どっちか、じゃなくてどっちも一緒だから、素晴らしい。
設計がいいとか、そんなレベルじゃなくて、
住み手に愛され続ける家をつくっていきたい。
そのために、どうしたら良いか?
ありがたい事に、ケンチクは、
ウザイとか、重いとか、しつこいとか、、、、
そんな事は一切言わずに、
どんなに好きになっても、いつもだまーって聞いてくれます。
まだまだ、両思いには、時間がかかるけど、
僕には最高の、恋愛対象なのです。
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