2008年12月04日

完了検査

検査というのはいつもドキドキです。

特に悪い事はしていないつもりでも、見に来る人によっても
指摘事項が違うし、こちらもうっかりと忘れてしまっている
事もあります。

現場にとっても、お引き渡し前のひとつピリッとした空気が
流れる瞬間。

一つの節目のような時間。

そんな訳で、この一月ほどの間に、3つの完了検査を受けた訳ですが、
今日は、3つめの白柳さんの家の完了検査でした。

前の晩遅くまで、職人さん達に、清掃やら準備をしていただいて、
いざ検査。


どんな事を言われるだろうと、こっちは、こっちで、
待ち時間の間に、いろいろシュミレーションをしていたのですが、、、


一通り、法的なチェックをして頂いた後、

「いやー、いい建物ですね。
 こんなの久しぶりに見ましたよ。」


「 、、、、、、、?」


404.siroyanagi.jpg


もちろん、適法であるのが前提の感想ですけど、
検査員の方も、やはり人間。

いいものは、いいって、伝わるんだなぁ、、、、、。

いつもなら、そんなに褒められたら、


「でしょ、でしょ、でしょ。でしょっ。やっぱ、見る目あるねーっ。」


と、言いたい気持ちを、検査なので、皆でぐっと押さえて、
ちょっとした指摘事項を黙ってメモしておりました。


そんな訳で、無事合格。


でも、最近、というか、今年僕が一番勉強した事は、
検査に限らず、人に、何かを伝えたり、見て頂く時の準備かな。

自分もそうだけど、同じものを見せるにしても、
キレイに掃除されているか、ゴミが散らかっているかで、見る人の
印象はゼンゼン違います。

僕らは毎日見ている見慣れた姿でも、はじめて来る人にとっては、
それが最初であり、もう来なかったら、それが最後。

検査であれ、審査であれ、オープンハウスであれ、日々の現場であれ、
基本は、

「見て頂く」「わざわざ見に来て頂く」

という気持ちを持つ事。

それに対して、

「礼をつくす」

気持ちを持つ事。


それを尽くして、はじめて相手と対等な土俵に登れるような気がします。


職人さん達には、いつも以上に気を使わせてしまいましたが、
なんか、だからこそ、
今日の検査員の方の感想は、うれしかったな、、、。


法律守るために設計してるんじゃなくて、

「いいじゃん、がばいよかねー。」

って、思ってもらうために、設計してるんだから、、、。























posted by 西久保毅人 at 23:39| 2008年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする