2008年11月02日

ワークショップ

週末に、工事中の吉原さんの家にて、塗装のワークショップを
行いました。
ポーターズペイントという塗料の会社に主催して頂きました。


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僕は基本的に色を使うのが好きで、それに関してはあんまり抵抗はありません。
というか、むしろ、木とか、コンクリートとか、と同等の空間や、
生活を豊かにする一つの素材っていう風に思っています。

でもなかなか、良い風合いの色見を出せる素材がなくって、
クロスにしても、ペンキにしても、そんな目でいつも探していて、
そんな中で出会った塗料がポーターズペイントでした。
発色もよく、石灰や砂を配合する事で、左官仕上げのようなムラや肌理を
作れるので、かなりボク好み。

いいとこはいろいろあるのですが、
今回、結構な面積のワークショップをしてみて、感動したのは、
天然素材が使われているので、ほぼ無臭、っていうコト。


それって、材料としては、結構エラい事です。

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ちょっと似てる事なんですが、
以前、小さな増築の仕事の際、骨組みから、外壁まで、ほぼすべての木材を
ヒノキで作った事があります。
その現場の、においのいい事!

現場どころか、削れば削るほど、近隣にまで、ヒノキの良いにおいが
広がっていきました。

いいにおいがして、イヤな人はいません。

通りすがりの人が、

「まぁ、いいにおいのする現場だこと。」

と、言ってくれたのを覚えていますし、

大工さん達も、心なしか、いつもよりニコやかな感じでした。




基本的に、僕らの建設業って、迷惑業です。
気を使っても、音は出るし、ホコリはまうし、、、、、と、
なんか、頭下げる機会のホントに多い仕事です。

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まぁ、そんなもんだ。

って、思うのも一つですが、
これまでの何十件もの現場を経験して思うのは、

ケンチクを作るプロセスが、建て主だけでなく、
近隣の人達もハッピーにする出来事にならないだろうか?

って事です。

そうすれば、新しい建物も、もっと古い街にとけ込む事が
できるだろうし、お祭りが始まる前のワクワク感みたいに、
工事をみんなが楽しみにできるのにな、、、って思うのです。


これは、ちょっと一筋縄ではいかないテーマではありますが、
そうなる事で、職人さん達ももっとかっこ良く映ったり、
気持ちよく働けると思いますし、ケンチクの現場が、
街の子供達のキオクに残る、あこがれの原風景となり、
それは、結果としてお金を払い、そこにすみ続ける建て主の財産
となっていくと思います。


そんな訳で、とりあえずは、泉水さんの家の上棟の時に、
山縣さんが歌ってくれた「木割りの唄」でも覚えようかと
思う今日この頃でありました。





posted by 西久保毅人 at 23:50| 2008.10月〜12月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする