2008年10月15日

アングル

月曜日、来年1月に発売予定の「新しい住まいの設計」の取材で、
久しぶりに本間さんの家の撮影がありました。

かれこれ、完成後、3年半。

こんだけの時間を経過して、新たに撮りおろして頂けるのって、
この上なく、光栄な事です。

今回は、荻窪在住のカメラマン傍島さんの撮影で、
僕も荻窪、本間さんも荻窪と、地域密着型の取材体制でした。

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本間さんの家は、これまでテレビ、雑誌含め、たくさんの方達に
撮影をして頂いた家です。
それでも、やっぱりシャッターを押す人が変わると、写真も
全然違います。

その度にぼくもお邪魔して、自分のカメラで撮影のまねっこ。
これまで、たぶん、1000枚以上の本間さんの家、を撮影しています。

まぁ、大抵は、飲みに行くだけですが、
その度に、自分なりの新たなアングルを発見します。

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本間さんには悪いけれど、しょせん30坪の住宅。
でも、その度事に、新しいアングルの発見があるのが不思議。

今回も、3年半経って、初めて見つけたアングルがたくさんありました。

もう、撮るとこないだろ、っていうくらい、撮影していても、
いろいろあるのです。

設計中には、意識すらしてなかったようなアングル。
でも、無意識に、ものすごーく固執したディティール。

きっと、経過した時間が教えてくれたのかも知れません。


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ケンチクは、変わらないはずなのに、
訪れるたびに、やっぱりちょっと、違います。

ケンチクもきっと、人間や社会の変化とは全然違うスピードで、
年を取っているのでしょう。
それを、変わる、というのかどうかは分かりません。

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親子とは、また違うカンカク。
自分のもののようで、始まった瞬間から、自分のものではないケンチク。

もう、決めなくていい、という解放された状態で、
自分の決断のかたまりの中にいる時間。


やっぱ、ケンチクは奥深いなぁ、、、と思いつつ、
結局は、自分のものではないからこそ、
唯一、自分のものだと思える限られた設計の時間に、
こんだけエネルギーをかけられるんだなぁ、
と思いつつ、、、、。



という訳で、自邸は、小屋でいいや。。。。という結論。



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posted by 西久保毅人 at 01:33| 2008.10月〜12月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする