2008年09月15日

職人のスガタ

先週末、吉原さんの家がようやく上棟し、吉原さんのはからいで
現場食事会をしました。

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コンクリート造なので、これまで頑張って頂いた職人さん達と、
これから始まる木工事の大工さん達に来て頂きました。


それにしても、仕事している職人さんはかっこいなぁ、といつも思います。

やっぱり、まず、体が違うよな、、、。

高い所もひょいひょい登って、一瞬一瞬が、命がけ。

何より、実際にモノを扱っているし、そのモノの肌触り、重さもすべて
きっと体で感じているから、言葉の重みがまず違う。

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職人さんは、2代目も職人、って事が多いのですが、
その気持ちがよく分かります。

子供にとっても、きっとカッコいい父ちゃんなのでしょう。
子供は、カッコよさに敏感だから。


そういえば、リンタロウの卒園式の時の事。
一人一人子供達が、将来の夢を発表するのですが、

やっぱり、大工さんの子供は、

「ぼくは、おとうさんみたいな、だいくさんになりたいです。」

ていう、子供がいて、そのお父さんの誇らしげなコト。


さて、リンタロウの番になって、

「パパみたいな、けんちくかに、、、、、」
なんて言われたら、もう、泣いちゃうかもなぁ、、、、、、
とドキドキして待っていたら、

「ぼくは、しょうらい、漫画家に、なりたいです、、、、。」

などと、のうのうといいやがりました、、、、、。


まぁ、しょうがないなぁ、、、自営業とはいえ、
以外と子供には、何やってんだか、分かりにくい仕事です。
事務所に来ても、パソコンの前にいたり、絵を描いたり、模型作ってたり、、、
仕事してるっていうより、遊んでるようにしか、見えていないのが
現状かも知れません、、、、。



何と言うか、僕の親が銀行員で、いまいち何やっているか分からなかったって
事もあって、同級生の親は、漁師だったり、農家だったり、お店やってたり、、
っていうのに、結構、子供の時は憧れていました。

親が格好いい、って思える事は、子供にとって幸せな事なのです。

だから、仕事ではないけれど、ちょうど僕が中2の時、剣道部だったんですが、
陸上の大会に出るためにちょっとの間、陸上部の練習に参加した時の事。

コーチが、

「おー、西久保さんの息子かー。
 この中学の陸上部はお前のオヤジがつくったとばい。知っとったか??」


と聞いた時は、めちゃくちゃうれしかった、というか、誇らしかったのを、
今でも思えています。そんなタイプの父親とは、夢にも思っていなかったから。
それからというもの、走るのでは、学校では誰にも負けたくないと思って、
毎日意地のように走ってました。


そんな訳なので、ウチの事務所には、現場で働くオヤジ達の写真が
かなり一杯あります。
そのうち、働くオヤジ写真集でもつくってあげると、
喜ばれるかも知れないなぁ、、と最近事務所で話しています。


下の写真の、太めのはちまきは、
コンクリート打設中の、現場で働く母親のスガタ。

これに憧れられても、微妙に困るけれど、、、、。

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posted by 西久保毅人 at 14:34| 2008.7月〜9月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする