2008年07月14日

酒とテラスとオヤジの背中

先週末に、この春完成した和田さんの家と、須藤さんの家にお邪魔しました。

まずは、和田さんの家。

和田さんの家にいく目的と言えば、
お風呂とバーベキュー。

最初から泊まる予定で、西久保家家族5人と本間さんと押しかけました。

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植えた時は、少しだけだったヤマボウシも青々と育ち、
いろんなものが生活になじんで、とても贅沢な場所になっていました。


例えば、お風呂場が離れにあったりすると、

「雨の日はどうしよう??そりゃ、いいのは分かるけど、、、、、。」

とか、ついついマイナスの事ばかり浮かんでしまいます。
ちょうど、ついた時はけっこう雨が降っていたのですが、
ぜんぜんへっちゃらで、むしろそれが生活に奥行きを与えていました。
きっと、毎日使う生活の一部の空間だからより良かったのでしょう。

「だいたい、みんな平均40分ですね。」

と、ついつい長居してしまうお風呂の魅力も、それを引き立てます。

自分で設計しておいて言うのも変ですが、ホントに気持ちのいいお風呂でした。
長居というか、遊べるお風呂というか、
どこからが、デッキで、どこからがお風呂かすら、もうどうでもいいような
気分の空間です。

子供達も、野生にもどります。

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旗竿なので、敷地がものすごく大きな訳ではないのですが、
まわりの景色を取り込むような設計なので、

「この街が敷地なのだ。」

とホントに思えるような風景が実現しています。

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日曜日に遠くに行かなくても、家にいながらちょっとしたリゾート気分。
それは、子供達の表情を見ているとよーく分かります。

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さて、ついた日の夜、ちょっと雨がやんだ頃に、和田さんがいつものように
炭火をおこして、お肉を焼いてくれました。

その肉がウマいのはもちろんですが、台所が女の城なら、炉は、オヤジの城。
夜空を眺めながら、火を起こして黙って背中を向け、肉を焼くオヤジの背中。


こんなオヤジの背中を見て育つ子供達は、
絶対横道にそれたりしない気がします。


何となく、家って、家事動線とか、女性の都合で決まる事が多いのですが、
そういう意味では、この家は、オヤジの都合が骨になっています。



「そんな事言ったって、アンタほとんど家にいないじゃないっ。」



っていう、女性の言葉も、よーく分かるのですけど、
オヤジがかっこ良く見える家って、ホント素敵ですし、むしろ家にいない分、
家って、オヤジを感じるような方が絶対いいに違いない。

家に必要な3大要素とは、

「酒とテラスとオヤジの背中」

なのだ。


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と、そんな事を、いいお酒を頂きつつ、
幸せそうに火に向かう和田さんを見ながら、思ったのでした。



さて、そんな夢のような夜を過ごして、家に帰った我が家の子供達。
対局のような、ボロ屋のあまりの蒸し暑さに、

「なんで、ウチは和田さんちみたいじゃないんだー。」

と、大ブーイング。


それは、いろいろ、大人の事情があるんだよ、、、、、。






posted by 西久保毅人 at 22:49| 2008.7月〜9月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする