2020年05月04日

小さな小さな

とても大変な時期に突入していて、正直先のコトがよくわかない日々ですね。

もはや数ヶ月先のコトもよくわかりません。

世の中のコトすら分からないのに、ニコ設計室なんて小さな小さな設計事務所の未来なんて、
ますますよく分かりませんよね。

そもそも、「会う」というコトを何より大事にしてきた僕たちが、
果たして人に合わずに「設計」というコトができるんだろうか?とも思うのです。

もちろん設計はできるのでしょう。
でも、顔を付き合わさないで、息吹を直接感じないで設計したものなんて、
お金をいただく価値があるんだろうか?

そんなコトを思う今日この頃です。

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、、、、なーんてちょっとブルーになっていた時期もあったのですが、
そんな僕たちの背中を押してくれる、と言うより支えてくれるように、
ちょこ、ちょこ、とではありますが実は案外いろんなご連絡をいただいています。

例えば、ニコのおうちに住んでいるご家族から、10年ぶりくらいにちょっとした改修やメンテナンスの相談。

例えば、初めてのご家族から、ちょっとしたリノベーションのご相談。

そして今まで通りの、土地探し、建て替え、新築の全く新しいご相談。

もうこんな大変な時期だから何にもお問い合わせがなくなっちゃう、って言うのも
ある程度は覚悟しないといけないのかなー、とも想定していたのですが、
全く真逆のコトが少しずつ起きています。


それがもう、嬉しくて嬉しくて。


「ニシクボさん、時間ある時、ちょっと見に来てよー。」


まぁ、みなさん、自宅にいないといけない訳だから、家のコトが今まで以上に気になる状況もよく分かりますが、
遠慮もなく、


「ちょっと見に来てよー。」

って言うのが、ドキッとするくらいに嬉しいのです。


新規のご相談にしても、

「このような時期ですが、ご相談に乗ってもらえませんか?」

っていう言葉が、飛び上がるくらいに嬉しいのです。

それが、仮に設計という仕事に結びこうと、結びつかなかろうと、そんなの関係ないなー、と思うんです。


少なくとも、そんな声をかけていただくたびに、
ふつふつと、自分の中に新しい情熱のようなものが、熱くなるのを感じます。


相談いただくというコトで、ものすごいエネルギーを頂いているのを、
こんなに感じるのは、独立以来かも知れません。


さて、なんでこんな時期にでも、ご相談いただけるんだろう?
思い浮かべてもらえてるんだろう?
そんなコトをふと考えます。

それは、きっとこれまで設計させていただいたお家たちが、
ご家族に愛されて、街にたたずんでい続けているからに違いない、
そんなコトを、ふと思いました!


「突然、ア、アリが出てきたんですーっ!」


と呼ばれていった10年目の飯村さんちにて(笑)。

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ええと、アリのことは、僕はよくわかりません、、、、、。

でも、満開のモッコウバラが、屋根まで伸びて、本当に素晴らしかったなー。
バラを見せたかったんじゃないでしょうかね??


と、そんな訳で、小さな小さなコトから、設計のご相談まで、
お気軽にご相談いただけたら、嬉しいな、と思う日々です。

ウエブを活用して打ち合わせをしつつも、
やっぱり会うべき時は、少しでも顔を合わせて、
一歩ずつ、進んでいきましょう!!!

やっぱ、ケンチクは楽しいですから。


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posted by 西久保毅人 at 02:09| 2020.05月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月22日

小さくても家に外があると。

先日の日曜日、インスタグラムのストーリーに、

「小さくても家に外があると、、」


という投稿をしました。

あまりの天気の良さなのに、外出自粛だなんて、みんな悶々としているだろうなー、と思って。


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同時に、
ニコの家には必ずある小さな外部空間が、こんな時こそ
ご家族の気分をすーっとストレスから解放してくれているはずなんじゃないかなーと思って。


そうしたら、なんとその投稿を読んでいただいた、とある初めての雑誌社の方から、
寄稿文のご依頼をいただきました!

コロナウイルスによる外出自粛の今だからこそ、生活空間の中にある
小さなお庭やテラスの存在が、暮らしを豊かにするのを伝えたい、とのコトでした!

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こんな小さなSNSの投稿を見ていただいてとても嬉しかったですし、
何よりそれは僕が今までずーっと手を変え品を変え考えてきたコト。時には、

「いやいやニシクボさん、そんなにテラスばっかりいりませんって、、、、。家だし。」

って嫌がられながらも、それでもだましだまし、こそっとこそっと、、、、考えてきたコトなので、
とても嬉しかったです。

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1500字くらい、というご依頼だったんですが、
ええと、、、、何千字でも、何万字でも大丈夫ですよ(笑)。


まぁ、頼まれなくても、おそらく初稿は文字超数オーバーする予定ですが、
こういうご依頼は遠慮なく頼んでいただけると嬉しいです!


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そうそうこの時期、

「少しでも家に色があると。」

「少しでも家に闇があると。」

「少しでも家に未完成があると。」

「少しでも家に〇〇があると。」

、、、、というのも、ぜひ書きたい今日この頃です!
posted by 西久保毅人 at 20:38| 2020.04月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月20日

松ケンの件



今みたいに外出自粛とか3密禁止とかになる前の話。

「月のとびら」をPICT-UPさんという映画雑誌の取材に使っていただきました。


「とある俳優のインタビュー記事の取材に、、、、。」

というご依頼だったので、誰かと思っていたら、、、、。


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なんと、松山ケンイチさんだったんです!!!!

松山ケンイチ、と言ったらもう、デスノートのL、ですよね??

僕の世代はそうですが、小田原さんちの小学生のお子さん世代だと、
松ケンと言ったら、聖(セイント)おにいさん、らしいのです(笑)。

僕は、ど根性ガエルも、聖の青春で太った役作りも好きです。



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と、そんな訳で、
我らが、「月のとびら」に松ケンがやってきたのでした!

まぁ、僕たちの取材ではないですし、松ケンの取材なので、
写真ももちろん、松ケンの写真。

なので、「月のとびら」にきた事ある人くらいしか、
分からないような背景なんですが、それでも嬉しいですねー。

そんな雑誌が先日、届きました!


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さて、世の中、自粛、自粛、ソーシャルディスタンス、と
イベントも、飲み会もできない日々なので、月のとびらの運営も、
どうしたものか、、、、と困っています。

でも、今回のように、大きなスタジオや人混みを避けつつも、
どうしても落ち着いた場所が必要、というケースはあると思いますので、
案外、「月のとびら」のこのような利用はありだなーと思いました。

人物を撮影するのでもいいし、
商品をブツ撮りしたり、洋服のモデルさん、料理、などなど
いろんな撮影や取材のハウススタジオとして貸切利用なので
使ってもらえたりすると嬉しいなー。



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あとは、在宅ワーク、とはいえお子さんがいたり、家で働くのは落ち着かない、、、という
人のために、小さなワークスペースとして少人数で利用するとか。



今の状況は状況として、
何かに役に立てたらいいなーと日々思っています。


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まぁ、この際、ニコ設計室が、まるっと中野に移転してもいいですけどねー。



などど、いろいろ模索中です。
posted by 西久保毅人 at 23:36| 2020.04月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月13日

香りの研究



と書くほど大した事ではありませんけど、最近アロマに興味があって、時々精油と呼ばれるいろんな香りのするエッセンシャルオイルを買っています。鬼滅の刃の炭治郎が、鼻が効く事も少なからず影響をしているとかしていないとか、、、。

さて
仕方がないとはいえ、これだけ屋内に閉じこもっている時間が長いとどうしても悶々としてきますよね。気分転換もできないし。飲みにも行けないし。そんな時、ふとアロマテラピーの事を思い出しました。実は、中野の月のとびらにて、3回ほど佐藤美和さんというフィトテラピストの先生のワークショップをしていただいたんですよね。その時は、それほど必要としていなかったのですが、会に立ち会っているととてもいい香りがして、その香りによって精神を落ち着かせたり、集中力を高めたり、気分を明るくしたりと、香りにはいろんな効能がある事を教えていただきました。

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人間は、どうしても気分転換が必要だし、必要なことばかりではなくて、無駄な事がとても重要だと思います。これだけ外出を規制され、人にも会えず、屋内に閉じ込められていると本当に気分が参ってしまいます。そういう時、ちょっと気分転換をするのにアロマの香りは、とても効果的です。ディヒューザーに何種類かブレンドして屋内で使うのはもちろん、マスクの中のガーゼやティッシュに1滴垂らしておくと、マスクしててもなんか、いい匂いで気分がいいのです。
ほとんどの男の人は、アロマなんて接した事がないと思いますし、僕もそうでした。でも案外、そういうお店に行くととても親切に教えてくれますし、今はオンラインショップでも入手できるので、まずは1000円代くらいの買いやすい香りを幾つか買ってみるといいかもですね。
オススメのお店のURLを貼っておきます。
enherbさん。

モンサンミッシェルさん。

平常時はじっくり設計をする事も大切ですが、こういう時期は、即効性のある空間提案が大切なのかもなーと思います。
そんな時、素敵な香りが瞬時に空間を豊かにするのならば、そんなアドバイスも僕たちの設計の仕事かも知れませんね。
そんな事を最近考えています。


まさか九州男子の僕が、アロマを人に勧める日が来るなんて想像もしませんでした。でもアロマの精油って、1000円代〜3000円くらいでたくさん種類があって結構楽しめるんですよね!そしてその価格設定が、なんていうか僕が今日は1杯飲んで帰るか、っていう時に使うお金と似てて、それも僕がはまった理由の一つ。そんな訳で、「今日は飲みに行ったつもりで、、、。」とまた新しい精油を一つ。
でも、アロマの香りは、周りの人も幸せにするので、飲みに行くよりいいですよねぇ。

と、呑みに行きたい気分を紛らわしている西久保でした。

あー、飲みに行きたい(笑)。

全集中!  水の呼吸!!! 

posted by 西久保毅人 at 22:33| 2020.04月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月12日

どこまでも街の続きのように。

コロナウイルスの影響で、数か月前が嘘のように、
急速に街の様子や日常の生活が変わっていっていますね。


東京では外出制限が要請され、たくさんのお店が営業できなくなりました。

僕たちも、必要なお打ち合わせをウエブ会議にして、できるだけ3密にならないよう
工夫して乗り越えています。現場は今のところ進行していますが、今後どうなるんでしょう。


そんな状況の中、仕事をしていると、
きっとニコの家に住んでいるたくさんのご家族の皆さんも、
最近はリモートワークで自宅でお仕事をされているんだろうなー、、、、と
想像します。

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どんな風に仕事してるんだろう?
どこのお部屋でテレワークしてるんだろう?
どの壁の前で??



さすがに見に行く訳にもいきませんので、
最近そんな事をよく想像します。

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「家づくりのつぼノート」にも散々書きましたが、僕が閉所恐怖症気味のせいもあり、
本当に手を変え品を変え、家の中にいても「街に住んでいるようなカンカク」を手に入れられるような
生活空間をこれまでたくさん提案させていただきましたし、
このブログにもさんざん書いてきました。

求められていようと、いまいと、要望をいいように解釈して提案するものだから、


「、、、そんなコト、頼んでませんよー。」

「、、、いや、ニシクボさんが勝手にさぁ、、。」


と、完成後に、よくいじられるのが恒例でしたが、
でも絶対に小さな敷地の大きさに縛られるよりも、完成して生活が始まった時、

「あれっ? もしかして、この街自体が我が家の敷地かも??」

って感じられるコトが、家づくりで手に入れられる最高の財産に違いない、と
信じて設計をさせていただいてきました。

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一時的とはいえ、まさかこんな世の中になるなんて夢にも思っていませんでしたが、

「どこまでも街の続きのように」

と考えさせていただいた家々が、外出できずに閉じこもって暮らさざるをえない今、
少しはご家族の暮らしを、

「なんだか家の中だけど、、、、ちょっと街にいるみたいだね。」

「外出はできないけど、外にいるみたいだね。」

と少しでも気分を解放してくれていたらいいなー、と遠くから願っています。
そして、スカイプやZOOMを利用して仕事の会議をする時、
キレイな色の壁を背景にして、実は今までよりも華やかに画面の中に登場されているといいな!
なんて想像しています。
そうそう、今後は、背景の壁がとても大事になりますからね。


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外に出られない子ども達も、家の中だけど日々好きな場所を探して、
普通だったら描けない妄想や、企みや、アイディアを未来の自分のために描いてくれたらいいなーと想像しています。



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まさかこんなに、家で過ごす時間が長い日々が訪れるなんて、夢にも思っていませんでしたが、
僕たちが設計をさせていただいた家々が、この薄暗い日々を、少しでも明るくしてくれていたら嬉しいなー。


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そして、もとに戻ったら、また会いましょうねー!!!




posted by 西久保毅人 at 00:12| 2020.04月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月31日

リモートな打ち合わせ、開始しました!

さて、3月も終わろうとしていますが、
コロナウイルスの影響は、まったく沈静化するどころか、先行き見えない状況です。

このまんまの状況がしばらく続くとすると、
しばらくは、建て主さんご家族と会えない事も増えるかも知れませんが、
そんな状況でも、僕たちらしく楽しく家づくりを進めていけたらなー、と前向きに考えています。


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さて、そんなコトもあり、
先日、ニコ初めてのリモート打ち合わせを実践してみました!

最初のお相手は、九州の福岡県で設計をさせていただいている道山さんの家。

「ウェブミーティングでも大丈夫ですよー」

と、前向きに道山さんに背中を押していただいたコトもあり、遅ればせながら初実践でした。

さて、せっかくなので楽しい打ち合わせにしたいなーと思って、どうしたものかと考えたんです。

やっぱり建築のうちわせなので、図面を見ながらになるのですが、

紙をカメラに写しても見にくいしね、、、、

かといって、キャドの作業画面を共有しても、なんか、いまいち臨場感がないよなー、、、、と
いろいろリハーサルをしてみました。

やっぱ、その場で、お話をしながら、リアルタイムでいろいろ鉛筆で書き込むような、いつもの
打ち合わせっぽくしたかったので、今回選んだ手段は、こんな感じです。


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1.打ち合わせに使用する図面を、全部画像データにして、フォトショップ上に並べておく。

2.そして、そのフォトショップの作業画面を、道山さんと画面共有して、そこに僕が話しながら、
変更点や、メモを画面上に書き込んでいく。

という結構、アナログな作戦でしたが、
道山さんとお話ししながら、

「こんな感じですかー?それとも、こんな感じ??」

と、僕が、道山さんご家族の見ている前で書き込んでいくので、

「うん、そうそうっ」とか「いや、そっちじゃなくて、、、。」


とか、リアルタイムに共有できて、なかなか充実した打ち合わせになりました!

そして、最後には、たくさんの書き込みのしてある図面が、お互いの議事録代わりになりました。


まだまだ完璧ではないですが、最後に道山さんに、

「いつもの打ち合わせの感じでできて安心しました!」

と言っていただいたので、ほっと一安心です。

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僕たちののコトを知ってる人が聞いたらビックリされるくらい、そういう事に
疎かった僕たち(笑)。


でも、道具や手段が何になろうと、みんなで工夫してこの状況を突破していきたいなー、と
心を新たにする3月31日です。


これを読んで、「もっとこうしたら??」っていうアイディアがあったら、ぜひ教えてくださいねー!

そのうち、リモート飲み会もしてみたいですね!


あ、細田くんとマリオンの送別会を、ZOOMでやってみるか(笑)。

posted by 西久保毅人 at 22:12| 2020.03月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月28日

こういう時こそ

世の中、物々しい雰囲気になってきましたねー。

コロナウイルス、オリンピックの延期。

ちょうど重なる時は、なんでも重なるもので、この3月でニコを離れる細田くんとマリオンの
送別会を月末に盛大にやりたいなーと思っていたのですが、
さすがにそういう雰囲気でさえなくなってきてしまいました。

子供達の卒業や入学、甲子園もそうですが、
世の中、大変な時期だというのは分かりつつも、どうも僕はオトナゲナイので、
それはそれで大事だけど、これはこれで大事なのだ、とどうしても思ってしまいます。


あーオトナゲナイ。


そうそう、昨年から、中野の月のとびらを運営していましたので今回のコロナウイルスについては、
かなり直接的にその怖さを知ることになりました。

1月までは、今が嘘のようにいろんな国々からのゲストがAirbnbを通して宿泊してくれて、
とても素晴らしい出会いを体験させていただいたいていました。
その時期、すでに3月、4月の予約はほぼいっぱいで、近い未来のゲストの方々との出会いを心待ちにしていたんですが、
アメリカ、ヨーロッパが厳戒態勢、出入国規制になるや否や、次々とキャンセル都なってしまったのです。

なんていうか、商売がどうこう、っていうよりも、
つながっていたはずの世界が、急に断裂されてしまったかのような、、、、そんな気分です。


それまでの、何でもかんでも繋がって、リンクしていく、という世の中の流れについては、
どちらかというと僕は苦手だったのですが、
人と人が距離を超えて出会ったり、共に過ごす、という意味でのつながりは、僕は大好きでした。
それは、設計の仕事を頼んでいただく出会いと、どこか似ています。

体温のある出会いというか。

でも、このコロナウイルスの問題というのは、その体温を感じる距離感で共に過ごすことを拒絶しないといけないという、
そこが、僕は一番辛いことだなーと思います。

そして、大人でさえこんなに切ないのに、子供達がそれを強いられる、っていう状況がさらに切ない気持ちになりますね。

何かの映像で、小学校を再開するにあたり、接触を避けるために教室の机を離しておけば授業が再開できそう、
というのをやっていたんですが、
そんなの、休み時間になったら、やっぱり揉みくしゃで団子のように遊ぶのが子供達です。
揉みくしゃで遊ぶのを、止めないといけない教育現場なんて、無理に違いないと思うのです。


そんな事も含めて、1日でも早く事態が終息してくれたらいいなーと心から思います。


さて、こんな身動き取れない時に、少しでも楽しんでいただけたらなーという思いもあり、
散々更新をサボっていたニコ設計室のホームページを、若干ですが見やすく、そして近作もできるだけまとめてみました。

そして、新しいお家だけでなく、懐かしいお家も、大きな写真で改めて見てもらえるようにしてみました。

もっと掲載したいお家はたくさんありますが、順次、お待ちくださいませ。

でも、まだまだなーんか見にくいですよねー(汗)。

そんな苦情や、アドバイスもぜひお待ちしております!


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それと、
ちょっとインチキくさいですが、グーグル翻訳機能を使うと、いろんな言語に翻訳されるという技を知り、
簡易ですが、いろんな言語に翻訳されるような仕組みを取り入れてみました。

これはなかなか面白い機能で、例えば、いったん英語版にした上で、ホームページ上のこのブログをクリックすると、
なんとこのブログも英語版になる、という。Google先生、あっぱれです(笑)。


そんなコトを考えていたら、実は、こんな時こそ、文章だったり、ウエブでの発信というのが、
唯一、今、僕たちができることなのかもなーと、柄にもない事を考えたりします。


そんな訳で、チコちゃんに「ぼーっと生きてんじゃないよ!」と言われないように、
この時期、今だからできる事を考えて、少しでも世の中を明るくしていきたいなーと思う今日この頃です。


そうそう、でもやっぱり僕は人と出会うのが好きなので、
スタッフ募集にも、興味のある方はぜひお問い合わせくださいませ。

この時代を楽しく乗り越えていきましょう!

posted by 西久保毅人 at 02:09| 2012.7月から9月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月18日

神事



先日は、新宿区で設計をさせていただいている山田さんのお家の地鎮祭。

とてもいいお天気で、地鎮祭日和。

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この仕事をしていると、お祈りや、お清めといった神事に接する機会が
とても多いです。
そういう意味では、職業によっては、まったく縁がない人も多いんでしょうね。

僕自身は、もともと宗教心のないタイプなのですが、
年間、かなりの数の神事に立ち会わせていただいています。


地鎮祭は、神主さんが「とこしずめ」とおっしゃるように、
地面の神様に、その上に建つ家が安全であるようにお祈りする儀式です。


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かしこみーかしこみー


と神主さん。


神事にどんな意味があるのか、やらないとダメなのか、、
いろんな考え方があると思うのですが、
僕はきっと、人間の力ではどうすることもできない環境を扱う時に、
きっとこういう儀式が大切なんじゃないのかな、とぼんやり思います。


どんなに小さいと言われる住宅だって、
人間よりは圧倒的に大きくて、倒れてきたらとても支えらえないですし、
そもそも地面の下なんて、本当はどうなってるのかなんて分からないですし。。。。

数十メーターの範囲で多少調べたところで、限界があります。地球はもっと大きいから。

それに、雨風、台風、雪、晴れ、曇り、、、と
作るそばから自然現象にさらされまくりです。

よく分からない事だらけの中に、いつもケンチクは佇んでいます。

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さて、新宿区、と言ってものんびりとして、とても素敵な環境に建つ山田さんの家。



みんなに愛される家になりますように!!!


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かしこみーかしこみー。
posted by 西久保毅人 at 18:59| 2020.03月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月12日

「描く」ねぇ、、、。

先日、とあるカフェに打ち合わせに入った時のコト。


とてもキレイな色のいい感じの床だったので、なんだろう?とじーっとよく見てみると、
どうも、見たコトのない仕上げっていうか、素材っていうか、、、。

まさか、、、。

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と思って、もっとよく見ると、
なんと平らなコンクリートの床に、タイルが、「描いて」あったのです!

グリッドの線は、墨出しの線??または鉛筆??

その四角の枠の中に、おそらく「はみ出さないように」っていう程度の
決まりだけで塗ったであろうたくさんの、青くていびつなしかくが描いてありました。


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青い四角が微妙に全部違うのも、なんかいい感じでした。

「描くねぇ、、、。」

今までタイルを選んだり、張ったコトはあっても、
描こうと思ったコトはなかったので、かなり目から鱗。


そのうち真似する可能性大、です(笑)。


しかし、、、、、。


どういう経緯で、「描く」コトにしたんでしょうね??

なぞ。。。。
posted by 西久保毅人 at 23:42| 2020.03月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月24日

「経年飲み屋」

先週末の清水さんの家のオープンハウス。

いまだにやっぱりオープンハウス前は、なんだかピアノの発表会の前みたいに
ドキドキするのですが、お天気も良くて、とてもたくさんの方に見にきていただきました!


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清水さんの家は、中野区の住宅密集地に計画したお家です。
敷地の大きさは、25つぼ。
木造3階建てのお家です。

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敷地の大きさが25つぼ、っていうと、
それが小さいというのか、大きいというのかは、人それぞれだと思うんですが、
どの家も、敷地パンパンに建っていると、なんだか街が窮屈に感じます。
街が窮屈に感じる、っていうことは、きっと家の中にいてもなんだか、窮屈に感じるんだろうなー。

要するに、敷地が大きいか、小さいか、っていうよりも、
そんな「数字」を感じさせないようなたたずまいがとても大事です。


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清水さんのお家も、いろいろなプランを考えさせていただいたのですが、
ご要望を踏まえながら平面的にだけ考えてると、
どーしても地面の残りが少なくて、草木が生える場所がなくなりそうだったんですよねー。

そこで、道路側に階段室を持ってきて、
その下を少しだけ「くいっ」と持ち上げてみることにしました。



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面積は、ほとんど減らないのに、なんだ道路側の地面がたくさん残って、
そのうち、草木がたくさん生えてきそう!

近所の小学生や野良猫も、ちょっともぐってみたりしてくれそう、、、、、、。

と、そんな妄想が膨らめば大丈夫です。
それだけでもう、10年後が楽しみですねー。

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こんな風に、街の断面が楽しいと、街を手に入れたようなものなのです。(笑)。

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さて、玄関に入ると、
すぐにその、噂の階段室。


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たくさんの本のある清水さんちだから、
階段室も、ベンチがあって、踊り場でものんびり過ごせたらいいなーと思いました。
まさか、この階段室の中が、とても居心地のいい場所だなんて、
街の人は、気がつきませんよねー!


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と、そんな風にして2階に上がると、、、、、。




街の続きのように、タイルの敷かれたこのステキな食堂が、清水さんちの中心です。
上がって左に台所、右には、オレンジ色のパントリーがあります。

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見返すと、台所の奥には、小さな綺麗な柄の壁紙の納戸もあります。


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ここは、納戸。


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オレンジの部屋は、パントリー。

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こんな風に台所を中心に、回遊性を持ちながら、いろんな収納やいろんな場所があるプランになっています。

2階には、ちょっとした仕事場もあるので、いろんな用途のある2階なのですが、
オープンなフロアにいろんな役割を持たせると、ご入居後になんだか煩雑な空間になってしまいがち。

だから、段差や色でメリハリをつけて、同じフロアにいるけれど場所によって気分の変わるような
空間にしています。



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食堂を空間の中心にしつつ、
洋服の裏地のように、納戸やパントリーという案外どうでもいい部屋に
綺麗な色や、壁紙を散りばめたような空間。



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子供達は、あっという間に仲良くなって、
家の中をくるくる、ごろごろ。

やっぱ子供達が一番空間の変化を楽しんでくれますねー!


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さてさて3階へ。


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ほとんど日の入らない敷地だったので、明るい方位の南側は大きな空間にして、
3階から光を取り入れてています。


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3階は、屋上と、多目的なスペースになっていて、今のところ用途は決まっていないんですが、
ちょっと和風の空間にして、奥の壁にハタノワタルさんの和紙を、みんなで貼りました。



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まぁ、僕たちも腕が上がったものです(笑)。





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そうそう、今回、オープンハウスに来てくれた方々が、
口々に、「なんだか懐かしい感じがするー!」
っていう感想が多かったように思います。

和紙や障子があるから??

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古材のカウンターだから??


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建具のガラスが、解体したもとのお家で使っていたものだから??


、、、と、そんないろんな要素がそんなコトを感じさせてくれたのかも知れません。

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前にも書きましたが、
家づくりの前に、清水さんのつぼノートの1ページ目に書いてあった素敵な言葉、
それは、

「経年美化」

という言葉でした。



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経年美化。


時間が経てば経つほど、美しくなっていく、というような事を感じさせる言葉ですね。
ある意味、それは、矛盾をはらんでいます。

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でも僕は、こういう矛盾をはらんだ言葉が、とても大好きです。


狭いのに逆に広く感じる、だとか、

新しいのに、懐かしく感じる、だとか。


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色や素材がたくさんあるのに、落ち着いてるとか、

暗いのに明るいとか、

どうでもいい部屋だから、綺麗にしよう、だとか、、、。

無駄なのに、無駄じゃないとか。


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家なのに、飲み屋みたいだとか、、、、(笑)。

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この家には、真面目に考えれば矛盾しているコトがたくさんあります。
でも、やろうとしているコトが「矛盾」していればしているほど、
その違いが幅を持ち始め、ふくよかな体験になっていくというのが、とても不思議なんです。
それが、家づくり、建築作り、場づくりの一番楽しく、神秘的なところ。

そんな言葉にしても仕方がないようなコトを、
清水さんご夫婦とも共有できたコトが、とても嬉しかったなー。


「経年美化」

とてもステキな言葉。

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、、、、とそんな訳で、
矛盾ついでに、オープンハウス後の打ち上げでは完全に家は飲み屋になり、
特に家づくりに一切関わってもないニコの仲間たちも、
なぜか、謎のお祝いに駆けつけてくれました。。。。


そして清水さんに、

「さ、さすがに、、、、みなさま、そろそろお開きにしませんでしょうか、、、?」

と言わせるまで居座るという、

まぁ、なんとも清水さんちの家のこれからを象徴するような夜!(笑)。


あれ??

いただいた言葉、

「経年飲み屋」

でしたよね??
時間が経てば経つほど、飲み屋になっていく、、、、という、、、、。

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、、、、と、そんなあっという間の1日でした。


あぁ、、、、、
また、僕たちは、罪のない家を居心地のいい飲み屋にしてしまった様です。


清水さん、これからもよろしくお願いしますねー!!!!!
出禁にはしないでくださいね、、、。



そしてこんな飲み屋になったら困る方は、
ニコ設計室には、設計を頼まない様、くれぐれもお気をつけくださいませ。



posted by 西久保毅人 at 23:05| 2020.02月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする