2017年08月16日

すてきな家具屋さん

2週間ほど前になりますが、
5月にお引き渡しした、くすかめさんち
新しいテーブルとベンチが納品されるというコトで伺ってきました!

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じゃーん。


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この籐でできた座面が、
なんとも涼しげで夏っぽい!

さすがでしょ!!!!


さすがでしょ!!!!

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、、、、、、、、、と、

自分のコトのように言いたくなりますが、
実は、この籐のベンチとテーブルについては、
僕たちは、ノータッチ。

hyakka(ひゃっか)さんという、くすかめさんのお知り合いの家具屋さんによる、
デザイン監修くすかめさんによる、
特注家具です。

なので、今回僕らは、納品されるのを楽しみにしていただけという、、、、、
お気軽な立場。

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ホームページを見ても、
なんかひとつひとつ、愛情にあふれた家具ですねー。

さすがくすかめさん

そもそもニコに頼んでいただいたコト自体、
センスいいなぁ、、、、って思ってたんですが、
家具職人選びもさすがです!   ねっ。。。


、、、、、とお互いに自画自賛。
最後には、hyakka(ひゃっか)さん、くすかめさん、僕らと
皆でカメラ片手に完成写真を撮り合うという、
変な風景でした!(笑)

特に、hyakka(ひゃっか)の岡林さんは、
納品したばかりの家具を、いつまでもいつまでも、我が子のように撮影されていました。

あぁ、、分かる分かる、その気持ち、、、、、
と他人事とは思えない後ろ姿。

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しかし面白いなぁ、、、、って思ったのは、
普通、家具って、ソファーにしろ、テーブルにしろ、
部屋に置かれると、狭くなった感じがするモノです。

そりゃあ、大きなものだから、当たり前のコトなんですけど、
今回、くすかめさんちに新しいテーブルとベンチが置かれたのを見て、
みんな口を揃えて、

「、、、、なんか、、、、広くなったよね??」

っていうのが、感想でした。

こういうカンカクって不思議だなぁって思います。

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、、、、、この仕事をしていると、
時々、この不思議なカンカクに出くわす時があります。

この謎をうまく説明できるようになったら、
僕も、もう少し腕が上がると思うのですが、
残念ながら、まだこの謎は解明できていません。

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例えば、、、。


ここにコップがあります。
コップには水がいっぱいに入っています。


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このコップに大きな石をひとつ入れると、水が溢れました。

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さて、コップに残った水の量は、
石を入れる前と比べて、どうなったでしょうか?

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入居後の暮らしの中にお邪魔していると、
こういう「問い」そのものが、間違っているコトに気づかされます。

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いやぁ、、、しかし、

なんともなんとも、、、、、


いい家だ!!!!
posted by 西久保毅人 at 18:48| 2017.8月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月10日

太田代さんちの暮らし。

先週末、
ちょうどお引き渡しをして半年経った「太田代さんち」
皆で行ってきました!

しっかし今年は暑いですね〜っ。。。

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さて太田代さんちは、
千葉県の外房、九十九里を臨む高台に設計させていただいたおうち。

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もともと太田代さんちには、「こんぶ」っていう名前の犬がいてですね、
実は、最初にご相談頂いた時には、
ご夫婦ふたりとこんぶの、ふたりと一匹の家族構成でした。

まぁ、こんぶだから、
海のそばにたどり着く運命だったのだな、、、、、きっと。

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それがまぁ、、、、、、。

恒例の、ニコあるある、ですが、
設計中に3人家族になり、、、、、

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工事中に、4人家族になることになり、、、、。


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今では、4人と一匹のとても賑やかなお家になりました!

いいですね〜、庭でプール。


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さて、

そう考えると、太田代さんちの暮らしは、
住む場所にしても、人数にしても、
ここ数年で、劇的に変わったように思うんですけど、
不思議だなーって思うのは、

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たった半年しか経っていないのに
あたかも、もうずーっとこの場所に
4人と一匹で暮らしていたかのように、
家も暮らしも、
この街の風景の中に馴染んでいた事です。



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不思議だなぁ、、、、。





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そして、素敵だなぁ、、、、。


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もはや、
太田代さんち以外のなにものでもない、
っていう感じでした。

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そうそう、僕も独立して15年以上経つ訳ですが、
そうすると、もう完成して10年以上のおうちに
お邪魔することも最近は、よくあります。

意外と10年て、長いようで実はあっという間なんだよなぁ、、、


ゴーヤみたいに育つ子供達は、あっという間に
大きくなっていきますからね。。。。。

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逆に子供の変化とは裏腹に、
ケンチクは意外と変化しません。

あと、大人もねー。

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だからこそ、

って最近は、より強く思うのです。

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この街の中で、
街とつながって育った記憶が、
子供達の中に
深く深く残る家がいいな、と。

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街とつながって、暮らした家族の記憶が、
深く深く残る家がいいな、と。


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いつか、帰って来たくなる場所だといいなー、と。

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子供達の家。


それが、数十年後に実家になった未来。


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街に愛される家。
子供達の記憶に残る家は、

いつまでたっても賑やかな場所でしょう。

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いつか、街のじいちゃんばちゃんのたまり場になっても、
それはそれで素晴らしいなぁ、、って思います。

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そんな楽しい未来の妄想が、
止まらなくなるような、

どんな未来でも、
受け入れられちゃいそうな、、、、、そんな暮らし。
posted by 西久保毅人 at 20:51| 2017.8月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月04日

マッキーで、きゅっとねっっ!!!

この夏、ニコは着工ラッシュ、上棟ラッシュ。

先月ですが、江東区で設計をさせていただいています「廣石さんの家」が
上棟しました!


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さて、僕たちは別に、小さなシキチや細いシキチを好きで選んでいる訳ではないのですが、
ときおり、
果し状のごとく、

「これでもかーっ!!!」

というような挑戦状のようなシキチと出会います。


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廣石さんちも、そんなシキチ。

、、、、、、っていうか、道より狭いですよね、、、、。

、、、、、、っていうか、お隣、車、はみ出してますよね、、、、。


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、、、、、っていうか、太字のマッキーで、きゅっと一筆ですよね、、、、、。


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と、
そんなシキチなのです。

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長細い、って言えば、
最近では、神戸の曽根さんちが、そうでしたが、
それ以上の細さ。

細さ、っていうか、、、、薄さ。

、、、、、、もう、、、。

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でも、
そういう時こそ、
楽しいすがたかたちが産まれる瞬間です。

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マングローブの植物たちが、
水陸両用を余儀なくされて、今にも歩きだしちゃいそうな
すがたを手に入れたように、
廣石さんちも、工夫しないコトには、気持ち良く住むコトも、
建てるコトもできないので、

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スロープがあったり、、、、、

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いびつな足が生えてたり、、、、

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そして、
構造研究者である廣石さんの大学で、試作を重ね、実験により実証した
木造フレームを採用したり、、、、、。


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設計中は、断片的だったいろんなアイディアや計算された要素と、
同時に、
、、、、、言葉では、なかなか廣石さんにもうまく説明できなかった、
いびつなカタチが、
上棟と同時に、生き物のように、生命感のある空間になって立ち現れました!

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いやぁ、、、なんとも言えず、いいですね!


まぁ、なんとも言えないところが、僕の欠点ですが、、、、。

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さて、
何と言っても、工事状況としては、
とても不都合な現場ではありますが、
施工の大和工務店さんの、男気溢れる協力により、
なんとか無事、上棟式。

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いやぁ、
細くても、20人くらいは飲み食いできるもんですね〜。。。。


地図で見ると、マッキーできゅっ、

でしかないシキチですが、
なんとも楽しく奥行きのあるおうちになりそうです!!!
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2017年08月03日

上京のおもてなし

ちょうど、先週末、
佐賀で設計をさせていただいている江頭さんが、
出張ついでにニコにいらっしゃいました!


飲みに。

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うーむ、、、、、

せっかく佐賀から来ていただくからには、
東京だって、お酒も食べ物もうまいのだっ、、、、、って
思って帰ってもらわないと行けませんので、
当日は、昼からパーティー準備。


あぁ、、、、、
こんな時に、一番頼りになる我らが大山料理長の東京不在が、
なんとも悔やまれるのでしたが、
僕たちだけでも、何とかもてなせるところを見せるチャンスでもあります!


「僕たちだけでも、やる時はやりますよっ、大山料理長!!!

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、、、、、、、と、そんな訳で、
作るのに皆夢中になりすぎて、ほぼ料理の写真がないのですが、
皆でたくさんの品数の料理を準備でき、
施主代表として、若井さん、桃ちゃん夫妻も駆けつけてくれ、
まずは第1日目、何とかトウキョウのおもてなしをする事ができました!



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「明日、早朝に、散歩がてら、
外観だけでもいくつか見たいんですけど、、、、、。」

とのコトでしたので、ホテルに近い数物件の地図をお渡ししていたのですが、
無事、
大山さんちと、


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若井さんちを早朝散歩で見て回られたようで、


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島岡さんちで合流。。。。

、、、、、、徹底的に、早起きには付き合わない方針の僕たちです。

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平日にもかかわらず、ご家族で迎えてくれた島岡さん。
どうもありがとうございます!

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色にしても、素材にしても、、、、、。

やっぱり実際に感じないと分からない事が大いので、
こういう機会は、本当にありがたいと思います。

江頭さんも、

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「うわぁー、よかですね、よかですねー!。」


「うわぁー、よかですね、よかですねー!。」


ってばっかり言ってたような気がします。
このあたりの語彙力の少なさも、佐賀県人ならでは。。。。。。

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帰りの飛行機が早かったので、
割と駆け足で島岡さんちを後にして、
次は小川さんちへ。

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途中で、小川さんから、

「、、、おひる、、、、、、


 ウチで食べます、、、、、、、よね???」


と連絡があったので、

「、、、、ええと、


  もちろんです。5人で。。。。」


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と、
なんの遠慮もない返事をしつつ、
お腹を空かせて小川さんち。


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そう、
やっぱり佐賀はとても田舎なので、
江頭さんの敷地は、とても大きいのです。
だから参考になるようにと、
今回は、ちょっと大きめの、田舎っぽいロケーションの
2件を案内させていただきました。

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、、、、、まぁ、ニコのお家は、
僕が田舎者のせいか、シキチが小さくても、大きくても
どのお家も、田舎っぽいのですが、、、、、、。


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それでも、やはりトウキョウの家。

九州は佐賀で家を作ろうとしている人のカンカクに
届くといいなぁ、、、って思っていたんですが、
島岡さんちにしても、小川さんちにしても、
とても楽しんでいただく事ができたようです。

感想はやっぱり、

「うわぁー、よかですね、よかですねー!。」

「うわぁー、よかですね、よかですねー!。」


ばっかりでしたが、、、、、、。

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と、
そんな訳で、
小川さんには、美味しいお昼ゴハンをいただき、
目も、お腹も、一杯にして
佐賀に送り返すコトができたのでした!


「いやぁー、トウキョウも、よかとこばい!」


ときっと思って帰られたに違いありません。
みなさん、ありがとうございました〜!!!!!


佐賀でも、よか家ば、作りましょうね!江頭さん。
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2017年07月28日

全国への距離

そういえば、
全国全国っていうけれど、、、、、。

全国って一体どこなんだろう?
って、、、、、、最近ふと思いました。


ちょうど季節は、甲子園予選。
なんだかこの季節になるといまだにソワソワします。

地元佐賀では、友達が高校野球の顧問をやってたり、
友達の出身校が勝ち上がったり、、、。

やっぱり田舎でも甲子園への道は、遠いのだけど、
高校数が少ないし、極端な強豪校もあるわけじゃないから、
どこの高校も、なんとなく希望があるっていうか、もしかしたら全国、、、、って
結構、みんな、本気で思ってたりします。

そうそう、そういえば、
ちょうど10年前、
佐賀北高の甲子園決勝戦に、いてもたってもいられず、ノノと応援に行ったなぁ、、、。


そんな風だから、
距離的には、甲子園も、トウキョウも、佐賀からは遠いんですが、
「全国への距離感」っていう意味では、
実は、割と田舎の子供たちの方が、トウキョウの子供たちよりも
近く感じてたりするような気もするんだよなぁ、、、、。実は。


っていうのは、
僕がそんな田舎で育ったものだから、
トウキョウで子供を育てるコトになった時に、
一番イヤだな、、、って思ったのは、
その、「全国への距離感」みたいなものでした。


トウキョウに来る前は、
トウキョウこそ、「ザ、全国!」って
思っていたんですが、
なんていうか、トウキョウは、人も、学校も多すぎるし、スポーツでいうと
私立とかのプロみたいな極端な強豪校もたくさんがあるから、
中学にしろ、高校にしろ、トウキョウの子供達は、
入学した瞬間から、「全国なんて無理無理。」
って子供たちが思ってるような、想像すらしてないような、
そんな気がしたのです。
親も含めて。
そう、そもそも、親とか先生が想像してないんだよなぁ、、、。

田舎だと、ちゃんと勉強もしながら、スポーでも全国を、って
頑張る学校っていっぱいあるのに、なんか、トウキョウは早々に二択、っていう感じ。


いいじゃん、両方やれば。


って僕はいつも思うんですけどねー。


だから、ずっと僕が思ってたのは、
なんの分野にしても
トウキョウの子供達の方が、実は、日本で一番、全国が遠いのかも??
っていうコトでした。。。。。


さて。
そんな訳だったんですが、
でも今年はなんか嬉しくてですね。

ていうのは、
長男のリンタロが入学した高校が、スポーツも強くて、
なんとこの激戦の東京の甲子園予選を、ベスト8まで勝ち抜いたのです。

だから、久しぶりにソワソワ、、、、。

もしかしたらあと2つで清宮くんの早実と、、、、

もしかが、もしかして、もし、もしかもしたら、甲子園かも、、、、、。

そんなコトが、ただの夢じゃなく、
実感のある未来として、想像できたのです。

相手も高校生だし、ここまできたら、何が起こるか分からない。。。。

そんな、想像できる距離感。


結果は、乱打戦の末、紙一重で、準決勝には進めませんでしたが、
それでも圧倒的な差じゃなくて、応援してる生徒も含めて学校中が、
目の前に全国がある、っていうカンカクを持てたんじゃないかなー、
そんなここ数日でした。


、、、、、、
結局は、どんな県でも、一校しか甲子園には行けない訳で、
そういう意味では、どこで産まれたって狭き門は狭き門。


でもね、、、
最初から想像すらしないで、無理無理、っていうんじゃなくて、

「ああ、全国って、、、、、実はそう遠くもないんだな。」

っていうのを、想像できる未来として感じられたコト。


勝ち負けよりも、
そんなリアルな全国への距離感を、
野球部でもないリンタロ達も、応援しながら感じたんだろうなー、っていうのが、
僕はとても嬉しかったなーって思うのです。


一度でも想像できたら、
あとはきっと大丈夫。


行けたか、行けなかったかっていうよりも、
そんな距離感を、肌に感じながら大人になって欲しいなぁ、、、、、、。

と思う今日この頃でした。

posted by 西久保毅人 at 19:50| 2017.7月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月13日

徘徊老人

約束というのが、嫌いだ。


、、、、っていうと、元も子もないのですが、
仕事の約束はね、、、、、できるだけ守ろうと努力はするのですが、
その反動からか、
仕事が終わったが最後、
完成したおうちにうかがう時は、、、、、ほぼ突然です。

「、、、、、ほんとに、アポなしで来るんですね、、、、。」

と、
時々、迷惑そうな反応もいただくのですが、
あまり懲りずに、相変わらず、突然ピンポーン、としてしまいます。


仕事の帰り道での途中下車。
ぽかーんと開いた週末の午後、
子供の試合で、思いがけず近くに行った時。


まぁ、そんな感じなので、
会えないコトも多いんですが、
、、、、、そりゃそうですが、

ぽかーんと放り出されたように

「良かったなぁ、、、まだ建ってて。」

って思いながら、大事に住んでいただいている様子を想像する時間も
嫌いではありません。


まぁ、そんなコトするのは僕くらいだろう、って思われがちなんですが、
実は、ニコにも時々、
突然、そういうお客さんがいらっしゃいます。

、、、、、まぁ、人んちに突然押しかけるのと、設計事務所に行くのは、
根本的にちがう、、、、って言われそうですけど(汗)、、、、ね。

それは
前にお家を作らせていただいた方だったり、
工務店さんだったり、、、、と
いろいろですが、

突然、予期せぬタイミングで

「えっとー、、、、近くに寄ったんで、、、。」

って、事務所を覗いていただいた時は、
もう、なんというか、、、、、

僕はとっても嬉しいのです。


そうそう、しかもニコは、雑居ビルの5階ですから、
しかも階段で登った5階ですから、

「もう、、、誰もいなかったら、どうするつもりだったんだろう?」

っても、時々思うんですが、
だから、なおさら嬉しくなっちゃうのです。


なんていうか、、、、、
そういう事務所だと思っていただいて嬉しいなー、っていう一言に尽きますね。


長く仕事をしていると、

設計が気に入ってもらえたとか、
ご依頼があったとか、
現場がスムーズだとか、
見積があったとか、
取材をしてもらえたとか、
賞をいただいたとか、、、、、

嬉しいコトってたくさんあるんですけど、


「そうだ、今日は近いし、ヒマだし、ニコさん寄ってみよう!」


って思っていただける事務所なのだ、っていうのがですね、
何よりも嬉しいコトだなぁ、、、、って思うのです。

、、、、、、、僕は、ですけど。。。。


だから、最近、事務所も手狭になってきて、
スタッフのコトを考えると、もう少し広い事務所の方が
たくさんいれていいんだろうなぁ、、、っても思うんですけどね、、、、

そういうぶらっと寄ってくれる突然のお客さんが
いらっしゃる度に、

「うーん、やっぱりこの場所かなぁ、、、。」

と、駅から近いのだけが取り柄のこの場所からは、
なかなか動けない今日この頃なのでした。


きっと、僕みたいなタイプが、徘徊老人になるんだろうなぁ、、、、、。


あっ、

そうそう、


そろそろ始まるかもー??  ですよ!

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突然行ってもいい場所が。。。。

乞うご期待!
posted by 西久保毅人 at 19:50| 2017.7月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月05日

不連続なのに、なんだか連続しているような、、、、。

最近のニコは、なんだかちょっと不思議なコトになっています。

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ちょうど2週間くらい前から、
フランス人のマリオンと、台湾人のニコちゃんが、
インターンに来始めて、なんだか急に国際的なニコ設計室。

今年も前半は、九州や関西から学生が来てたんですけど、
外国人が来るのは初めてです。

、、、、、まぁ、今では僕もあいさつは、「ボンジュール」ですけどね!


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とはいえ、最初はきっとお互いに緊張してたような気がしますが、
やっぱり、言葉よりも「食べもの」が世界を繋ぐのだなぁ、、、、。

一緒にいっぱいご飯を食べて、今ではすっかり皆と打ち解けた模様。
何よりマリオンは日本人以上に日本食党だし、ニコちゃんの中華は、超本格的ですしね。

そして、一緒に仕事をしてみると、二人とも、
実は、イマドキの日本人の学生なんかより、よっぽど根性も主張もあるなぁ、、、
と思います。

何より
文化背景が「違う」っていうコトが日々、楽しくて、面白い。


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でも、どんなに違っても、きっと
「食べもの」がそうであるように、

きっと「かたち」や「空間」や「気持ちよさ」も、言葉を越えていくもの。
生まれた場所の文化を越えて、ほんとに建築が一緒に作れたら、
それはそれは素晴らしいなぁ、、、、って思います。


そもそもがニコに来るなんて、
まぁ、よっぽどの変わりものなんでしょうしねー。。。。


と、そんなコトを思いつつ、
同時に、ちょっと不思議な縁を感じたりもしています。

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彼女たちは、知らなかったのですけど、
実は、僕の前職の象設計集団が、過去に唯一仕事をした国というのが、
台湾とフランスなのです。

アメリカでも、韓国でも、中国でも、イタリアでも、スペインでも、、、なく、
台湾とフランス。


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正直、昔のコトはどうでもいいコトと言えば、そうなんですけど、
なんだか、不思議な縁を感じずにはいられません。

意識してなくても、なんか、にじみ出ているんでしょうかね??

体臭みたいに、、、、。



、、、、、とそんな訳で、
ただでさえ狭い事務所にぎゅうぎゅう詰になりつつあるんですけど、
仲間がどんどん増えていくっていうのは、楽しいコト、、、、。

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まぁ、そもそもは春頃から下の階に大工の三太郎くんが時々、
寝泊まりし始めたあたりから、なんかの兆しはあったのかも知れません。

これも太田代さんちの現場で出会った縁だしなぁ、、、、、

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、、、、うーむ。
しかし、愛知県の縁だけは、思いつかない、、、、、。

スラムダンクの「愛知の星」くらいしか、、、、。

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と、思ってたら、
昨日今日は、
高知県と福岡から、来たいという希望者が、、、、、。

もう、こうなったら、せっかくだし何人までいれるか、チャレンジだな。。。。
炊飯器も、もう5合炊きじゃ足りなそう、、、、。


しかし、、、、、、、。

ほーんと、逆に
都会の若者には、人気ないなぁ、、、、、。



それも僕の佐賀県臭がにじみ出ているからでしょうか、、、、、ね。

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2017年07月03日

トリガー

人それぞれに、いろんなトリガーがあるのだと思うのですが、
僕の場合は、それは現場だなぁ、、、とつくづく思います。


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写真は、横浜の向こうに海を見渡す場所で工事中の
加藤さんのおうち。

「ロケーションがいいから、設計はまぁまぁでも、、、、、」

っていうくらいに、いい眺めの場所なんですけど、
上棟後、いろいろ壁が張られ始めた現場に行って

「うわーっ、木の彫刻みたーいっ!!!」

って、素直に感激しました!

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、、、、、、って、
その感想、新入社員じゃあるまいし、何回めの現場だよ、、、、って
自分でもおかしくなっちゃうんですけど、
もう、100回近く、こういう現場に立ち会ってきたはずなのに、
やっぱり、

「うわーっ、木の彫刻みたーいっ!!!」


って率直に思いました。


だってかっこいいからね!


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と同時に、

「このままでいいじゃん。

 窓もつけない方が、いいんじゃない??」

と、いつもの、このままでいいじゃん病が発病しつつ、

同時に、

「もっとこうしたい、ああしたい。」


っていう妄想が次々と溢れてきて止まりません。
40半ばの、いいおじさんですけど、、、、。


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そう。

やっぱり未だに、
現場が、僕にとっての「言葉やアイディアが溢れる」トリガーなのだなぁ、、、。

机の上で考えるコトなんて、
たかが知れてる。

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それは、裏を返すと、
僕が著しく想像力が欠落しているコトの表れだとも思うし、
現場の職人さんたちからすると、

「何をいまさら?? あんたたち、設計したんでしょ??」

って思われちゃいそうですけど、
そりゃそうだけど、感動するんだから、仕方ないじゃん、、、。

模型はモケイ。図面は、ズメン。現場はゲンバ。
昨日は、キノウ。今日は、キョウ。

て思いますし、、、、、、、。


まぁ、良く言えば、
いまだに、そんなトリガーがあるコトを
幸せにも思うのです。

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あーでもない、こーでもないと、
仕事であるコトを忘れて思えるコト。

作られていく現物を目の前にして、話し合えるコト。

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あんまり言うと、

「、、、ニシクボさん、もう現場来ないでください、、。」

って言われるので、最近は、控えめに
コソッ、って言うようにしてますが。。。。。


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、、、、、、と、そんな訳で、
おそらく明日の朝には、加藤さんから、

「ですよねー!

 僕も、窓ない方がいいって、ホントは思ってたんです。
 でもなかなか言い出せなくて、、、、。

 仕上げも、今くらいの現場感がいいなぁ、、、。。

 変更、、、、、まだ間に合いますかねぇ、、、、、。」



って連絡が来るはずだと思うんですけど、、、、。
posted by 西久保毅人 at 20:50| 2017.7月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月25日

ギリギリオダギリくん

最近、プログもなかなか更新せず、、、、、ですが、
春からのニコはいろんなインターンの人や就活の子が出入りして
いつもに増して賑やかです。


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その中でも、ひときわ動機が変わってるのが、オダギリくん。
彼はキャリアもある、立派な一級建築士なんですけど、

実は、オダギリ君が初めてニコに来たのは、3年くらい前の前川さんちのオープンハウスの
時のコト。

「オープンハウス参加してもいいですかー?」

と突然、愛知県から連絡をくれたのです。

「まぁ、、、、言っても、一回だけだろうな。。。」

って思ってたのですが、
それ以降、
結構な頻度で、オープンハウスに来てくれてました。

愛知県から。

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そしてこの春、ちょうど小田原さんちのオープンハウスの頃。

「、、、、実は、近々、愛知で独立を考えてるんですけど、
その前に、ニコさんでちょっと働きたいんですけど、、、、。」

とのコト。

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「変わった子だなぁ、、、。」

と思いつつ、面白そうなので、5月から来てもらっています。

せっかく遠くから来たので、、、、、というのもあり、
ニコは、頼めるっ、ってなったら、人使いが荒いので、
オープンハウスにも、飲み会にも、上棟式にも、雑誌の取材にも、点検にも、配筋検査にも、、、、。



ありとあらゆるコトに立ち合わせれているオダギリ君。
もうご存知の方も多いかと思いますが、
すごいなぁ、、、と思うのは、その馴染みっぷり。


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まぁ、思い起こせば、
一番最初の前川さんちでも、初対面のくせに、
飲み会まで参加して帰ったあたりから、どうも怪しかったのですが、
小田原さんちのオープンハウスの夜は、小田原さんちに泊まって帰り、
若井さんちの1年点検では、ふっと気づくと、奥さんとお友達のように盛り上がり、
最近では、牛島さんのお株を奪い、大抵の夜ご飯は、
オダギリシェフ。



そう、今では、オダギリ君に餌付けされつつある、、、、ニコ設計室です。


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さてさて、こんなにこき使われて、
彼のジンセイの役に立つのかは、、、、、、、、、
さっぱりわかりませんが、
人の縁、っていうのは面白いなぁ、、、、、って思いますね。


そして、ケンチクも同じだけど、
開くコト、受け入れるコト、さしだすコト。
縁がつながるコト。


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それはあたかも失うコトのようだけれど、
そのコトで広がったり、もらったり、つながったり、、、、、
そんなハッピーなコトの方が、圧倒的に多いのだなぁ、、、とつくづく思います。

ケンチクも、人の輪も、おんなじですね!


そんな訳で、愛知県に持って帰れるものがあれば、いくらでも自由に!

っていう、さらにまたこき使う、、、、、、、、体のいい言い訳です。(笑)
posted by 西久保毅人 at 19:50| 2017.6月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月13日

壊して作るというコト

いよいよ工事の始まる池田さんの家。


先日、工事契約にご自宅にうかがったら、
おうちの壁に、新しいおうちの図面が壁中に貼ってありました。


7813.jpg

新鮮だったのは、最初の頃の図面と最新の図面を並べてあったので、
どう変化してきたかが、一目瞭然だったコト。

とはいえ、池田さんちは、あんまり変わらなかった方ですけどね、、、。

それでも、意外とこういう風に初期のものと最終系を並べて見るって、
案外しないので、それがとても新鮮でした!

なんていうか、
それまでのお打ち合わせの経緯が、ぱぁーっと浮かび上がってくるみたいな。。。。

そうそう、例えると、まぁ、、、、
記憶を失った状態で、デスノートを触ると記憶が戻るときみたいに、、、、、、です(笑)

7814.jpg

極端にいうと、そのくらいに、
設計期間中に僕の記憶は更新され続けているのですけど、
でも、
プランを受け取った側は、きっとそうではないんだろうなぁ、、、っても思いました。

そういう意味では、設計っていうのは、
プランが変わる度に、頭の中を組み立て直すような、
一度設定を壊して何度も作るような、
そんな作業なのかもなぁ、、、、、。

7815.jpg

それとは別に
感慨深かったのは、その図面たちが、
これから壊すおうちの壁に貼っていただいていたコト。

そうそう、池田さんちは建て替えなので、
何十年も住んできたおうちを壊して作ります。
だから、もう何日か後には、このおうちはなくなっちゃうんですけど、
あぁ、なんか、このおうちの「続き」のような家になるといなぁ、、、と
いつも思います。

それは、池田さんちに限らないコトで、いっつも思うコトなんですけど、
新しいおうちでも、今の暮らしが、連続していくといいな〜。

7816.jpg

そういう意味で、
相変わらず僕が、いわゆる建築家と呼ばれる人たちとなんか違うのは、
僕は、あんまり自分が描いたコトにはそんなに執着しないけれど、
目にしたその場の暮らしや、空気っていうか、、、、、
その中に入るコトになる人やものが、新しい場所でも、ちゃんと生き生きとしてくれたら
いいな、と思うトコなのだろうなぁ、、、、、と今更ながら思うのです。

うーん、
建築家以外の名前があればいいのにー。


さてさて、この空き地の写真は、
設計中の麻生さんち。

ここにも実は、こないだまで家が建っていて、
池田さんちみたいに、麻生さんたちが住んでたわけじゃないですけど、
新しいおうちを作るために、壊したばっかりの土地。


7817.jpg

新しいものを作るっていうのは、
何かを壊して成り立つコトでもある。

それは、形あるものである時もあるけれど、
形ないものであるコトも多い。


どっちであっても、

「壊したからにはっ!」

っていつも思う。


そして、かたちに出来ないものが、
生き物のように連続していきますように。。。
posted by 西久保毅人 at 20:48| 2017.6月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする