2024年02月24日

先輩ヅラ

もうここ1年以上、いろんな出来事を伝えるのはインスタグラムに移行しちゃって
このブログは放っときっぱなしです。
それはそれで毎日短い文章で割り切って書くトレーニングにもなってるし、良い事もあるけれど、
ただやっぱり昭和な僕はどうしてもブログの文章で残したい、っていう出来事や感動もあるんですよね。

多くの人に読まれなくても、見られなくても良いんだけど、どうしてもっ!っていう事が。


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実は、ニコ設計室で一緒にもうかれこれ18年一緒に働いてくれているキクチさんがこの春から産休に入る事になりました。
それがもう、どんな仕事が来る事よりも、賞をとったり褒められたりする事よりも僕は嬉しくってですね、、。

そんな訳で先日、小田原さんの家(月のとびら)を会場にさせて頂き、

「キクチさんの産休突入記念飲み会」を開催させていただきました!

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とはいえキクチさんがお酒を飲める訳ではないので
おなかの大きなキクチさんを眺めながら飲む会です。

大山さんが命名してくれた別名、産休前の「キクチさんを愛でる会」です(笑)

そんな訳でキクチさんがお世話になった建主さん達や、キクチさんと共に働いたホソダくんや、ウシジマさん、フジモトくん、
ヨシモトくんなど歴代のOBOGも勢揃い!
みんな僕の用事では来てくれないけど、キクチさんのためならどんなに忙しくても来てくれる素敵な人たちばかり(笑)

もちろん連休中でもあったので、来たくても来れない人もたくさんいらっしゃったんですが、
次から次へと、短い時間でもみなさんが立ち寄ってくれて
終わってみたら今まで経験した事がないくらいに、ほーんと素晴らしい会となりました!!!

もうキクチさんの18年間の人徳としか言えませんね!!!!

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10年前にキクチさんが担当していた鷲巣さんちのワッシーさんは、
愛用の絵の具を持参してきてくれて、その場で記念の似顔絵を描いてくれました!
素晴らしいですねー!


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キクチさんの永遠のシモベのホソダくんからは何やら貢物が、、、、(笑)

そんあホソダくんも仕事ではキクチさんに頭が上がらないけれど、今では2児の父!
これからは親としては先輩ヅラできるでしょうね〜!!

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長野から来てくれたウシジマさんだって、もう2人の男の子のお母さんだし、
フジモンだってお父さん。

みんな仕事の先輩のキクチさんに先輩ヅラ(笑)
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そう、なんていうか人生の面白いところは、
年齢とか学年とか仕事のキャリアとは別に、親になるとそんなのを飛び越えて1年生になれる事だと
僕は思うんです。

どんなに偉かろうが、年下だろうが、どんな学歴があろうが関係なく、
1年生になれるコト。

年下のお母さんが、年上のお母さん1年生にたくさんのアドバイス。
もう親同士になったら年齢や勤め先なんて関係ありません。
親としての1年生は1年生なんです。


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僕も自分が26歳で父親1年生になった時、
40歳で父親になったお父さん1年生にとてもお世話になったし、同時に同級生のようなお付き合いをして頂きました!

そんなの普通に仕事してたらなかなかありえない関係です。
1年生同士協力もしながら、社会人の先輩としてたくさんの事を教えていただいたなーと思うんです。

そして僕もいつしか年上の父親1年生の建主さん達に先輩ヅラをしてアドバイスしてみたり、、、(笑)


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だから、親になる事でキクチさんの人生もより一層、素敵になる事間違いなしだと僕は思うんです!
それが何より嬉しいなーと思う事。


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そしてまたよその子の大きくなるのが早い事!

小田原さんちのヨッチも、家ができた頃は小さかったのに、今では細田くんよりタテもヨコも大きくなりました!

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みんな子供達を連れてきてくれて、
もうなんの集まりなんだか、最終的には分からないような会。

親戚の集まりみたいですね!

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ニコ設計室を作って今年で23年目になります。
大きな会社になることもなく、社会の変化に毎年吹き飛ばされそうになりながらも、
なんとかギリギリセーフで綱渡りしているのが正直なところです。

でもほーんと続けて良かったと思います!

そしてそんな中心に18年間もい続けてくれて、キクチさんには感謝しかありません。
こんなみなさんとの関係が産まれたのも、キクチさんのおかげだよなーと思います。
みなさんがニコ設計室って思っている大部分がキクチさんのおかげなんですよ、ほんとに。

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とまぁ、こんなコトを書くと、

「えー、まさかキクちゃんいなくなっちゃうの、、、??」

ってご心配をかけてしまいそうなんですが、ご心配なく。

僕も内心ヒヤヒヤしてたんですが、

「えーと、、、産んだらなるべく早めにニコに復帰しようと思ってるんですよね!
 しばらく不在ですが、ご心配なく!!!」

との事です。

まぁその言葉だけで今は僕は十分嬉しいです!!!

とりあえずは仕事の事なんか気にせずに、まずは無事に元気な赤ちゃんを産んで欲しいなと願っています。
そして産んだら産んだで大変な事も多いし、体調の変化も人による事なので、まずはのんびり自分のペースで
初めての子育てを楽しんで欲しいなと思っています。
赤ちゃんってすぐ大きくなっちゃうからね!

誰だって1年生は初めてなんだから
わかんないことは分かんないで大丈夫!


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そしていつかまた母親になってパワーアップしたキクチさんと
一緒にケンチクを作りたいなと思っています。

その時が楽しみです!

まぁ僕の役目としては、それまでニコ設計室がつぶれてないように頑張る事くらいですかね!?

ほーんと出産と育児に男は役に立ちませんから、、、、、(笑)


では残りの妊婦ライフ楽しんで!

そしてキクチさんの産休突入を心から喜んでいただいた皆さん、ありがとうございました!
産まれたらもっと喜んで下さいね!!

そして、いつもいつも飲み会の会場にさせて頂き、遅くまで飲み散らかす僕たちを暖かく見守っていただいている
小田原家には、もう頭があがりませんー。

でもまた産まれたら産まれたで飲み会しなきゃですからね、、、、、
引き続きよろしくお願いします(笑)


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posted by 西久保毅人 at 23:06| 2024年の気付き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年06月08日

空白

ちょうど今、トウキョウでは高校バスケの最後の大会の最中!!

佐賀県の田舎で育った身としては、まだ6月なのに最後の夏??ってどうしても思っちゃうんですが、
トウキョウは高校が多いので、5月から最後の夏の大会が始まるんですよ。

うーん、切ない、、。

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さて
暫くぶりのバスケについてですが子供達3人とも中学、高校とバスケ部に進み、
しかも下二人はミニバスからだったため、かれこれ僕も10年以上バスケの撮影をしています。

それがソラの高三のこの夏の大会で終わりを迎えてしまうんですー、、、。
ソラの引退と同時に僕もカメラマン引退(涙)

さてそんな僕のコトはさておき。

実はこの三年間、コロナ禍だったため子供達のスポーツや部活動もかなり制限をされてきました。
ちょうどコロナ禍のはじまった2020年、それはちょうどソラが中3になる学年でした。
いいチームメイトに恵まれて、試合を見る度にいいチームに育っていた最中のこと。
そしてソラは西久保家で初めての「キャプテン」に選ばれるという初の快挙を成し遂げた2020年春のこと。

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突然世の中を襲ったパンデミックにより学校にすら行けなくなってしまったのです。
学校に行けないから、もちろんバスケの大会もありません。

「、、、えっ?じゃあ僕、もうバスケ終わりって事??」

そんな訳で3年前、
中3のソラ達は最後の大会を迎えるコトなく、中学バスケは幕を閉じました。

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もちろんこんな状況はソラだけでなく世界中の子供達が同じような状況だったので
しかたなくはありますが、それでも青春真っ盛り、毎日成長して試合をしたくてしょうがない子供達から
練習も大会も奪われてしまった日のコトは僕も忘れられません。
このソラの言葉は今でも忘れられないなぁ、、、。

大人が制限されるのはいいけど、子供達からそういう時間がうばわれたのが一番切なかったです。

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さて時は2023年。
実はこの夏に高校3年生を迎えるこの子達は、
実は全員そんな想いの中学3年生を過ごした子達です。

バスケは屋内競技だからもあり、制限解除されるのがあらゆるスポーツの中で一番遅かったんですが、
この4月から全面解禁で迎えた最後の大会!
僕もこの3年くらい写真すら撮りに行けてなかったので、僕にとっても久々の戦いです(笑)

そんなに強豪校ではないから、何回勝てるかなー?そして何回見に行けるかなー?という
程度なのですが、無事1回戦を突破し、2回戦もギリギリで大逆転で突破!

そして先週の3回戦。
スローペースの試合展開で終始シーソーゲーム。

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相手のポイントガードの選手がマンガに出てくるような上手くて頭脳的な選手だったので
終盤まで終始翻弄される試合展開でした。
これまでの大会を何度か見てきた感じだと、良くも悪くも中盤で勝負がついちゃって
大差で勝つか、大差で負けるかの極端な試合しかしたことのなかった子供達。

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だから試合中ずーっと
1点リードしたら、また同点、1点リードされたらまた奪い返す、、、という繰り返しのゲーム展開!
いつその緊張の糸が切れてしまうか、、、見ていてもとても心配ではあったのですが、
子供達はすごいですねー!
何度離されても喰らいつき、次々に代わりに出る選手達もそれぞれにいい仕事を発揮。
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すごいなぁ、、、この子達。
どうしてこんな負けたら最後の試合でこんなプレーができちゃうんだろう??

見ててほんとドキドキの感動的な試合!


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でもどこかみんな嬉しそうな顔をしているんですよねー!

勝つか負けるか、
もちろん勝ったほうがいいんだけど、そんなただの結果よりも、
この子達がこの3年間してきた悔しい想いはもっと大きなエネルギーのようなもの。
溢れ出ちゃうのをぐっとこらえて我慢して体に溜め込んできたエネルギーの爆発のようでした。



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終わりたくない、

もっと走りたい!

もっと飛びたい!

もっと叫びたい!

そんな子供達の声が聞こえてくるような彼らのプレー。

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試合は、決着つかずに延長戦へ。

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5分間の延長戦の末、僅差で勝ちましたが、
どう転んでもおかしくないくらいのミラクル連発な試合でした!

もちろん失った三年間は戻ってこないけれど、
それを取り戻すようなほーんと素晴らしい試合でした!!!

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あーよかった!

またあと1試合見れる!

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またあと1試合できる!

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「、、、えっ?じゃあ僕、もうバスケ終わりって事??」

もう今年はそんなコトは言わなくっても大丈夫!

高校最後のバスケを思い存分楽しんでくださいね!


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あきらめたら試合終了だから。
一生心に刻まれる夏になりますように!!!!
posted by 西久保毅人 at 23:23| 『子供たちの気づきとカンサツ』まとめ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月27日

店にいる人

長らくの間自営業を続けさせて頂いています。
具体的には今年で22年目になります。

そもそも自営業体質ではぜんぜんなかったのですが、
やってみると大変さの方が多いにしても気質には合っているようです。
自営業にもいろいろな業種、種類がありますが、業態よりも決定的にスタイルが違うのは
その場所に毎日同じ時間いる必要があるかどうかなのではないかと最近思います。
例えば美容室にしても本屋さんにしてもレストランにしても、
開店と閉店があって、業務がその店内で行われる業態の自営業と、
僕たちみたいに事務所にいる時もあるけれども、いろんな現場やお客さんの家を訪問したりという
外に出かける事も案外多い業態の自営業は、きっと全然気持ちが違うんだろうなーと思うのです。

先日まで小田原さんからお預かりしていた中野の月のとびら。
この1年くらいはそうでもなかったのですが、コロナ禍真っ最中の時は
毎週店番のように1階のギャラリーを開けて、一人で店番のような事をしていました。
店番をする事自体はぜんぜんストレスでもなく、誰も来ない日は来ない日で気ままに過ごせばいいですし、
誰かが来てくれたら来てくれたで、そのサプライズ感が嬉しい、というそんな日々でした。

でも唯一、これはどうしたものかなー、、、と思っていたのは、
一人で店番をしていると「店を勝手に離れなれない」という事でした。
例えば徒歩数分のところにコーヒー豆を買いに行くにも、コンビニに行くにも、
鍵や扉を開けっぱなしで出かけるにはどうも気が引けて、その度に施錠してましたし、
でも今日はやってないと思われるのも困るので、扉には
「すぐ戻ります!休養の方は携帯まで090-〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇」とメモを貼って出ていました。
それでも不在中はやっぱり気が気じゃなくて、外でゆっくりはできませんでした。

そんな訳でせっかくいつもと別の街に週に1回行ってるのに、営業時間中の明るい時間は僕は商店街を歩けません。
本当はこのチャンスに商店街を観察したり、できえば商店街の人たちと仲良くもなりたいのに。
そっか、店を構えると自然と商店街の雰囲気が分かるのかと思っていたのに案外そうでもないんだな。
ていうか、むしろ場所に縛られるんだな、そんな事を思いました。

じゃ現場いってくるから!とか、敷地みてくるから!とか、
打ち合わせいってきまーすとか、今日は外で案を考えてくるから、、、などと
好き勝手に(笑)外に出かけ放題の設計事務所の日々とは大違いでした。
そういう意味では僕にお店の営業は無理そうです。すぐ出かけちゃうから。

でもこの1年くらいはニコの若者達が毎週代わりばんこに、月とびの店番をしてくれましたし、
リース屋のgtoyさんがいる時もあったりしたので僕も店にいても、「ちょっと出てくるね!」と
ふらふらすることができてずいぶん楽になりました。僕の場合、お店をするには店番を頼める人がマストかもしれませんが、
実際はその分人件費もかかる訳なのでそう簡単ではないんだろうな。

だから僕には一人でお店をするのはどうやら無理そうなんですが、
一人でお店をしているところに行くのはとても好きです。大好きです。
知ってる人は知ってると思いますが、僕は予約とか、約束とかがとにかく苦手なんです。
約束した瞬間になんだか仕事になっちゃうというか義務になっちゃうというか。
もちろん仕事上ではたくさんの約束をして打ち合わせなどをするのですが、それ以外は極力約束というのをしたくないのです。

だから完成したお家に訪問する際も、近くに行く用事がある時には突然ピンポンをしてしまいます。
こんな感じだから運良くご家族に会える時もあれば、当たり前ですが会えない時も多いのですが、
それはそれで良いのです。

こんな風なちょっと非常識な僕にとって、
お店をしてくれてる好きな人がいるのはとても幸せな事です。
だって人の家にいい歳になって突然行っても、会えなかったり入れてくれない確率の方が高いですが、
お店はオープン日に、営業時間内に行きさえすればとりあえず会えるし忙しくなければ話もできるんですから。
しかもお酒も出すお店だったりしたら、少し飲んだりもできますしね(笑)

僕にとってはこの上なく幸せな状態です。

だからお店にいる人はそれだけですごいなーと思いますし、
それだけで嬉しいな、と思います。

いつでも行ったらそこにいてくれる。
それってとてもすごい事だなーと思いますし、
前述したような僕の少しの経験からしてもすごい覚悟の末の出来事だよな、と思うのです。
だからお店にいる人は、なんだかちょっと達観しているような人が多いのかも知れません。

先日、そんな好きなお店に勝手に寄ってみたら面白い話をしてくれました。

「ずっと店やってると人間もしょせん動物の一種類なんだなーってつくづく思いますよ。
 桜が咲こうが何しようが、雨が降れば巣から出てこないし、気持ちがいい日は出てくるけど、
 暑すぎても出てこない、寒すぎても出てこない。これって動物の行動ですよね(笑)」

なるほど。毎日毎日お店を開けて街を眺めてるとそんな事を考えるんですねー!

いつかやってみたいし、実は一番あこがれの職業かも知れない、そんな店にいる人。
でも僕には気質的にどーもできそうにないなぁ、、、、、店にいる人。


僕は一生行く側かなぁ、、。
posted by 西久保毅人 at 20:04| 2023年の気付き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月13日

2023年01月28日

うふふなおうち

画像を押すと、記事が読めます!(と思います。)


posted by 西久保毅人 at 19:01| 2023年の気付き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月27日

繋がるために守る/守るために繋がる

日々のインスタの投稿をリンクしてみました。
下の画像をクリックすると投稿が見れるようです〜!



posted by 西久保毅人 at 11:25| 2023年の気付き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする